『青山ロックン・ロール・ショー』のCDを否定する人たちへ

アオヤマ・ロックンロール・ショー
青山ロックン・ロール・ショー2009.5.9 オリジナルサウンドトラック

最初にもう一度、俺のスタンスを記しておこう。
忌野清志郎およびRCサクセションに関しては
・アルバムは『Covers』と何かのベスト盤(『EPLP』と他1枚ぐらい)しか聴いてない
・タイマーズは聴いている
・清志郎ソロは聴いたことがなかった
・テレビでライヴやトークが放送されれば見ていた
・ミュージック・マガジンやロック画報での特集はリアルタイムで購入
・存在としては常に一目置いていたし、最もロックを感じる日本人ミュージシャンだと思っていた

そんな、およそファンとは言えないスタンスでずっと清志郎をみてきただけに、
亡くなってから彼の音楽を聴いてこなかったことを後悔している。
今から聴き始めたところで所詮「死んだから聴いている」と思われるだけと。
前にも書いたけど、いつでも聴く機会があるように思っていたから
つい後回しになってしまっていた。
さて、『青山ロックン・ロール・ショー2009.5.9 オリジナルサウンドトラック』である。

忌野清志郎のファンからはかなり不評のようだ。
「死」を商売にしたモンキー・ビジネスだという声もあるし、
既発の曲ばかりで買う価値なしという声もある。
俺はこう思う気持ちはよく分かる。

もし(例えば)田島貴男が亡くなったりして、
こういうリリースをされたら同じように思うかもしれないから。
だけど俺みたいな中途半端に接してきた者にとっては、「きっかけ」ともなれるアルバムなんだよね。
初めて聴く曲が多くて、その曲が入っているアルバムを買いたいと思うし。
そして何よりも当日、このショーに参加したことをいつまでも忘れたくないというのもある。
清志郎のファンだけでなく、いち音楽ファンにとっても、
忌野清志郎という日本のロックの最も重要な存在を失ったことは非常に悲しいんだよ。

だから「このアルバムを買うのは最近(清志郎が死んでから)知ったような奴だけだろう」
などと言わないで欲しい。これからも清志郎の音楽は聴き継がれていくべきだし、
きっと関係者たちにとってもそういう想いがあり、忌野清志郎という稀代のロッカーを失ったという悲しみと、
このロックンロール・ショーを忘れないものにしたかったに違いない。

だからこのCDだってリリースされたんじゃないだろうか?
それとも忘れたいのかな、こんな悲しいことは。
俺はいつまでもこのことを忘れず、遅れて聴き出した奴だけど、
清志郎とその音楽を伝えていきたいと思っているんだ。

コメント

  1. マイト より:


    はじめまして。
    全くもってその通りだと思います。
    僕はずっと聴いてきたのですが、そうじゃない人もいるわけで、だから簡単にこのCDを『ダメ』なんていわないで欲しいと思っています。

  2. hiroumi より:


    マイトさん
    はじめまして。
    実はマイトさんのブログは『青山ロックンロールショー』が
    出た頃に読ませていただいてました。
    清志郎のファンの方にそういっていただけて良かったです。
    今度出る『Baby#1』の反応はどうなるんでしょうかね。

  3. マイト より:


    >読ませていただいてました。
    なんと光栄な^^
    >今度出る『Baby#1』の反応はどうなるんでしょうかね。
    そうなんです、僕もそれが気になったんですよ。
    で、これについてウチでもちょっと記事を書きましたので、よろしければ覗いていってくださいね。