とても良いアルバム。ブラジル、ミナス出身のサックス奏者であり、フルート奏者、作曲家、即興演奏家、研究者でもあるヴィニシウス・メンデス。
彼はミナス・ジェライス連邦大学でポピュラー音楽の学士号と修士号を取得し、フリージャズとブラジルのポピュラー楽器音楽の即興演奏を研究しつつ、2014年にサヴァシ・ジャズ・フェスティバルで初のインストゥルメンタル作品を発表、その翌年に “NAU”というアルバムをリリース。
この”Macunaismo Tardio Vol.1 & 2″は、2021年にVol.1にあたる”Macunaismo Tardio”を発表し、その続編を合わせた2枚組のLPとしてリリースされている。
ブラジル音楽とジャズを組み合わせたインストゥルメンタルの作品だが、とても良い。CDじゃなくてアナログでしか販売していないところもまたよい。
Macunaísmo Tardio Vol.1 & 2, by Vinícius Mendes
12 track album
なお、Vinicius Mendesでググると、同名の別の歌手ばかり出てくる。