脳内殺人なら中年になった俺でもやってるぜ

日本マドンナ / 月経前症候群~PMS~
いやいやいや、本日入手しましたよ。
日本マドンナの2枚目のアルバム『月経前症候群~PMS~』。
ディスクユニオンで買うと言ってたけど、結局はタワレコになっちゃいました。
でも特典としてステッカーもらったぜ、何故か前作のタイトルが入ったやつ。
01. ラップ~月経前症候群ver.~
02. 徴兵制度
03. アンチ大人
04. 畜生
05. 生理
06. アンチポリス
07. 汚したい
08. 私は脳内殺人犯懲役死刑
またこれはしばらく俺のへヴィローテーションになりそうだよ。
相変わらず粗い!だけどとても攻撃的で良い。


1曲目は前作と同じリズムのラップで、アルバムのタイトルにもなっている
月経前症候群について説明してくれている。
ヴォーカルのあんなの苛立ったようなラップがまたリアル。
やり場なしという感じが伝わってくる。
「徴兵制度」は、俺も昔から嫌いなタイプである浮かれた奴らへ対する曲。
「アンチ大人」はタイトルのまま、
大人になりたくない、今のままがいいという、
彼女たちの年齢ならではストレートでシンプルな願望だね。
「畜生」は今のところこのアルバムのベストトラック。
ガレージパンクな音がたまらんわ。
そして「生理」はなんかこれを聴くと80年代にいた
赤痢ってガールズバンドを思い出してしまうね。
歌詞に「生理のあるうちは負ける気がしない」ってところは
俺たち男には決してわからないメッセージだよね。
「アンチポリス」はもうタダ単にお巡りが嫌いなだけか?w
始末書なら何枚でも書くってところは路上ライヴとかやって
何度か経験しているのかなw
「汚したい」。
可愛いあの娘を是非汚して欲しいところだね。
もっともっと彼女たちのような女の子に出てきて欲しい。
そして「私は脳内殺人犯懲役死刑」。
誰もがきっと頭の中では気にいらない人をぶん殴っていたりするでしょ?
実際はやらずに我慢しているけど。
それをそのまま歌にしている。
だけどちゃんとそういう考えを持ってしまうことを反省するんだよね。
このストレートな感情むき出しの歌を聴いていると、
10代ってのは本当に純粋だなって、そう思うよね。
包み隠すことをしないんだぜ?
これが大人になるにつれて奇麗事ですましたり、
ごまかそうとするんだからさ。
そういう偽善や欺瞞を見たらやっぱり「アンチ大人」って思うよな。
俺もわかったようなこと言ってるけど、
彼女たちから見たら間違いなくアンチだぜ?
そうあって欲しいよ。
関連記事:
日本マドンナ / 卒業制作

タイトルとURLをコピーしました