ピンク・フロイドのリマスター、そして『狂気』のボックスセットだと!

Pink Floyd / Immersion Box Set
Pink Floyd / The Dark Side of The Moon Immersion Box Set

EMIはついにピンク・フロイドの全アルバムのリマスターをリリースするそうだ。秋には全14枚のアルバムのリマスターをリリース。アルバムのアートワークもヒプノシスのストーム・トーガソンが新たにデザインするとか。

詳しくはBarksの記事を見て欲しい。
ピンク・フロイド、最新リマスタリング・シリーズ、9月に世界発売

まあそこまではそれほど驚くことじゃないんだけど、同時に出るのが14枚のアルバムをまとめたボックスセットに、ここが重要で『狂気』の6枚組ボックスセット!『狂気』(The Dark Side Of The Moon)のボックスだと!?もうね、さっそくググったよ。

ボックスはCD3枚、DVD3枚からなっていて、まずはCDから。Disc1は『狂気』の2011年リマスター。Disc2は1974年のウェンブリーアリーナでの『狂気』全曲ライヴ。これはブートでも有名な音源だよね。Disc3は当時のエンジニア、アラン・パーソンズによる初期段階でのアルバム・ミックスの音源と、デモ音源など。(アラン・パーソンズって、アラン・パーソンズ・プロジェクトのあの人だよ。)やはりここで聴きたいのは3枚目かね。現行のバージョンとどういう違いがあるのかが楽しみ。

そしてDVD。DVD1はアルバムの5.1chサラウンドで、これは2003年にすでにSACDではリリースされているもののようだ。そして、アラン・パーソンズによる、1973年にLPと8トラックテープではリリースされているというQuad Mixという音源。DVD2は映像のようで、1972年のライヴから「ユージン、斧に気をつけろ」と「太陽賛歌」。

それと『狂気』のドキュメントフィルムと、当時のライヴでバックに流した映像と思われるものが60分。DVD3はDVDというよりは上の2枚を収めたブルーレイのようだ。そう、俺がいちばん望んでいるのは5.1chサラウンドで聴く『狂気』。各種SEがどういう風に聴こえるのかが楽しみ。

ピンク・フロイドはライヴでもサラウンドにしてSEを流していたんじゃなかったっけ?それが再現できるのではと思うと早く聴きたくてしかたがない。同時に2枚組仕様のCDも出るようだけど、それはアルバムとウェンブリーでのライヴのセットというから、いやいや、ここはもうボックスでしょうと。

さらには『炎』と『ザ・ウォール』もボックスが計画されているらしい。後者は俺の道を踏み外させた(笑)アルバムだけにこれまた感慨深い。ってか、いま俺の手元に残っているピンク・フロイドのCDって『狂気』と『ファイナル・カット』だけなんで、これを機に全部とは言わなくても持っておきたいのはあるな。『原始心母』とか『おせっかい』あたり。

コメント

  1. どうぷ より:

    こんばんは。
    これから色々と出てくる情報が楽しみですね。
    当方『狂気』SACD所持しておりますが、このサラウンドは最高ですよ。
    これと同じMIXとあれば、間違いなく興奮できます!
    あと一部情報では『炎』もSACDが出るとかなんとか。
    個人的には、「原始心母」と「エコーズ」もサラウンド化して欲しかったですね。
    どうやって軍資金を捻出するかなww

  2. hiroumi より:

    どうぷさん
    自分の持っている『狂気』も青いジャケットのやつなんで、
    プレーヤーがあればサラウンドが聴けるのでしょうね。
    『原始心母』のサラウンド、これは俺も聴きたい!
    特に「アランのサイケデリック・ブレックファースト」をw
    金がかかりますね、今から節約しないと・・・。