ビル・ブラッフォード “Master Strokes 1978-1985” のカセットテープ

Bill Bruford / Master Strokes 1978-1985

Bill Bruford / Master Strokes 1978-1985

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ビル・ブラッフォード(ウィキペディアによると「ブルーフォード」が現在では正しい表記というが、やっぱりブラッフォードって言っちゃうよね)のベスト盤のカセットテープ。アルバム自体は1986年にEGレコードからリリースされた。タイトルにあるように1978年から1985年、つまりバンドのBrufordと、パトリック・モラーツとのコラボ作品から構成されている。

特に珍しいアルバムではないが、このカセットテープは1989年頃、俺が21歳の時に夜勤で働いていた工場で知り合った当時18歳の男からもらったものだ。その彼は高校を中退していたと記憶する。アラン・ホールズワースを崇拝していて、ホールズワースのプレイが聴けるからということで、このテープをアメリカかどこかに行ったときに手に入れたと言っていた。髪を腰まで伸ばしていた男で、一風変わっている感じではあるがいい奴だった。アラン・ホールズワースが来日した際は全日のチケットを買って最前列で観たと話していたことを覚えている。そんなときに俺がキング・クリムゾンを聴き始めたようなことを話したあと、このテープをもらった。

この時はまだブラッフォードの作品は聴いたことがなかったので、どの曲も新鮮だった。”Hell’s Bells”だけは知っていたかな。このテープをきっかけに俺はますますキング・クリムゾンと、ビル・ブラッフォードにはまっていった。いわば彼のおかげである。そしてこのテープは今もこうして大事に持っている。久々に再生もしてみたらちゃんと聴けるし。

結局その彼とは3か月ぐらい同じところで働いたが、社員のおっさんとそりが合わなく、ある日から来なくなってしまいそれっきりだ。今はどこでどうしているのだろうか、いまも元気でいるならなによりだ。