早いもので2019年もあと数日で終わってしまいますね。なので毎年恒例のようになっていますが、俺自身がよく聴いたアルバムとか曲とかをまとめておこうと思います。
去年も書いたかもしれませんが、これは別に俺が選んだ2019年のベストとかそういうことではなくて、単純に何度も繰り返し聴いた結果をもとに書いているものです。
今年はついにiPod Classicともお別れをすることになり、改造したデバイスで聴いた音楽はLastfmとかに反映されないので、去年のデータと比べると極端に聴いた回数とかが少なくなっています。
一方で、今回は新たにSpotifyで多く聴いたデータも載せようと思います。Spotify側でご丁寧にまとめてくれていたので助かりました。
2019年最も多く聴いたミュージシャン
やはりビートルズでした。Lastfmでは247曲と出ていますが、実際はブートレグ音源も含めて確実に延べ1000曲は超えているはずです。iPodでの再生回数がここに含まれていないためですね。
そしてプリンス、KIRINJIと続き、ソニック・ユースを結構聴いていました。彼らがライヴ音源を販売していたので、そこで購入したことをきっかけに『デイドリーム・ネーション』をやたらと聴きまくったからだと思います。
さらにはザ・スターリン、これは『スターリニズム・ネイキッド』がリリースされたり、遠藤ミチロウが亡くなったことにより何度も繰り返し聴いたという理由からです。
2019年最も多く聴いたアルバム
去年もでしたが、今年もKIRINJIでした。アルバムを出すたびにこちらの期待以上の音楽を聴かせてくれるのは彼らぐらいです。ちゃんと時流に乗った音作りとこれまでの彼らの積み上げたものがうまくミックスされていると思いました。しかし「99曲」というのはアルバムを11回しか聴いていない計算ですが、iTunesの再生回数は各曲50回を超えています。ちなみにトップの写真とここの写真が違うのはDVD付かそうじゃないかって違いです。
Suchmosはこれまでの路線と大きく変えたブルージーでしかも時流に逆らったかのような長尺なアルバムですが、聴き始めるとグイグイ引き込まれていきます。9月の雨の中の横浜スタジアムのライヴも良かった。
そしてベック!『ハイパースペース』は久々にへヴィ・ローテーションなアルバムになりました。ミュージック・マガジンのレビューで、ベックはこれまで本来の自分の持ち味をあえて封印していたのを解禁したのでは・・・というようなことが書かれていたのですが、俺も漠然とそんなようなことを思っていたので、このレビューにはおおいに頷けました。
YMOはリマスターされたから喜んで聴きまくったということです。次点が『BGM』だったので。
Spotifyで最も多く聴いたミュージシャン
今年はサブスクリプションを大いに活用しました。CD買うほどでもないけど聴いてみたいというものも聴けたし、CD持ってるのにこっちで聴くなんてこともありました。そんなSpotifyで最も多く聴いたのは・・・
そうです、DYGL(デイグロー)です。Spotifyのまとめによると、このバンドの曲を11時間ぐらい聴いていたそうです。その後ライヴ会場でCDを購入してさらに聴いているので、Lastfmに全部カウントされていたらトップ5に入ったのではと思います。今年新しく知ったバンド、ミュージシャンの中でも大当たりでした。もっとみんな聴けばいいのに。
ここでもビートルズが出てきましたが、これは『アビイ・ロード』のデラックスエディションを何度も聴いたからで、結局ボックスはまだ手に入れてません。
ステレオラブは90年代のアルバムを久々に聴きたくなって聴いていたら2000年代のも含めて全部聴いてみたということから結構な時間を費やしたものだと思います。アジムスも 『Demos(1973-75)』 をきっかけにいろいろなアルバムを聴いたのですが、こういうところにSpotifyの便利さを感じます。一十三十一は持っていないアルバム、特に『Pacific High / Aleutian Low』というミニアルバムはいい加減買えよというぐらい聴いています。
総括
新譜については日本のミュージシャンを聴くことが圧倒的に多くなりました。海外の若いミュージシャンの情報に疎くなってきているのと、オールド・ミュージシャンはボックス・セットばかりで、例え新譜を出しても以前よりも聴きたいという熱意が無くなってきているせいかもしれません。
ひとつ気に入るととことん聴きまくるので、あまり幅広く聴けないのは相変わらずですが、こんな調子で来年も聴いていきたいと思っています。