シカゴの紙ジャケが速攻売り切れていた

Chicago Transit Authority / Chicago
Chicago Transit Authority / Chicago (紙ジャケ)(輸入盤

先日ビートルズのCDを買いに渋谷のレコファンに行ったときのこと。
新譜、再発盤が並んでいる棚で一部何も無いところがあったんだけど、
1枚だけ残っていたCDから、どうやらシカゴの紙ジャケが並んでいたっぽいのさ。
レココレの記事を読む限りでは、この紙ジャケはかなり細部にまで
こだわってあるようだね。オマケまで再現してあるとか。
俺がシカゴに抱くイメージはやっぱり「素直になれなくて」とかの一連の
バラードヒット曲ばかりで、デビュー時はブラスロックって言われてるけど、
あまりピンとこなかったんだよね。ベスト盤を持っているから、
「長い夜」とかの初期の曲をある程度は知っていたけど。
だけど1stの『シカゴの軌跡』を聴いたときにはぶっ飛んでしまいました。

ブラスロックという感じよりも、今は亡きテリー・キャスのギターが
鳴りまくりのギター・ロック・アルバムという印象が強い。
特に”Free Form Guitar”という曲はノイジーなギター・インプロビゼーション。
もう、サーストン・ムーアのノイズギターみたいじゃん。
YouTubeにあったこの”I’m a Man” という曲もいいね。

Chicago / I’m a Man

ちなみに、この1stアルバムリリース時は、
シカゴ・トランジット・オーソリティというグループ名だったんだよ。
「シカゴ交通局」って名前。
だけど交通局からクレームがついて「シカゴ」としたそうだ。
このへんのくだりは今月号のレココレにも載ってるよ。
ビートルズ特集よりもシカゴ特集のほうが面白かった。

レコード・コレクターズ2009年10月号
レコード・コレクターズ2009年10月号
昔からのファンは紙ジャケを欲しいかもしれないが、
とりあえず聴いてみようって人は輸入盤でいいと思う。
だって、853円だよ!マイルス・デイヴィス同様、破格過ぎる。
俺もこれを機にちゃんと聴いてみようかなって思った。

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