ジギタリス「奇妙な群像vol.6 ~ムーサの饗宴~」

ジギタリス at Zher the Zoo
代々木のZher the Zoo で、ジギタリスの企画「奇妙な群像」の
6回目があったので見に行ってきた。
今回は副題に「ムーサの饗宴」とあり、ムーサとはギリシア語で女神のことで、
女性ヴォーカルのバンドばかり4バンドが集まったから副題がついたそうだ。

BLUE SUGAR SPIRITS
arlish
キアロスタミ
ジギタリス

最初のBLUE SUGAR SPIRITS は見逃してしまったのでライヴの感想は言えないけど、
MySpaceで試聴する限りではエモーショナルなロックを聴かせてくれるバンドのようだ。
勢いを感じさせるライヴをやったのではと推測する。
(全然違ったらゴメンナサイ)
arlish はどの曲も壮大な雰囲気を持っていて、
ヴォーカルのKeecoさんの歌にも見ている者を納得させる何かがあるように感じた。
だけど壮大すぎて、ライヴの展開が凝り固まっているような印象を受けてしまった。
1曲でも小休止的な曲を挟んでいればまた違ったのかもしれないが・・・。
でも個々の曲で判断したらクオリティはもの凄く高かったね。
(初めて見させてもらったのにこんなこと言ってスミマセン)
キアロスタミは何かの念仏のような曲でスタートして、その後の展開が素晴らしい。
何だろう?例えが浮かばないんだけど・・・(語彙がねえなぁ、俺)。
とにかく前半の何曲かを聴いてまた見てみたいと思った。
ヴォーカルの合歓(ねむ)さんも前半はどこか神秘的な雰囲気だったが、
MCしたら普通の女の子だったw


そしてジギタリス。
今回はキーボードをゲストに迎えてのライヴで、
キーボードが加わったことで、曲の表現の幅が広がったのが
最初の何曲かで感じ取れた。
因みにセットリスト
1.ムーサの神託
2.ヘキサグラム
3.青い樹
4.Myrninerest
5.黄金の花
6.観察
7.(タイトル分からず)←補足お願い~!
8.アルケミスト
ライヴを見たのは9ヶ月ぶりぐらいなんだけど、今まで見た中で今日が最も良かった。
アルバム”SYZYGIA”収録曲はライヴよりもCDの方が良いとずっと思っていて、
以前も「ライヴでは物足りない」と書いたことがある。
だけど今夜ついにその言葉を撤回することになりました。
「ヘキサグラム」も「青い樹」も良かったし、
特に「Myrninerest」はCDバージョンをはるかに凌駕していた。
バンドのノリ(グルーヴってやつですか)も最高だったし、
今までバンドに対してどちらかというと「静」のイメージを持っていたが、
「動」のジギタリスという感じ。
美禰子さんがいろいろと「振り」をつけていたのと、
アクションが大きかったのがそう思わせたのかもしれないけどね。
新曲に関しては早くスタジオ録音のものが聴きたいところ。
ロック色が強くなりそうな予感がした。
今日のライヴでは新旧織り交ぜていたけど、
土台となっている世界観に一本筋が通っているだけに、
曲調が変わっても違和感ないのがジギタリスだというのを再確認。
もう次が見たいな。
あと、まだ見ていないけど、山本美禰子さんのソロライヴも気なるところ。
ジギタリスの曲は一切やっていないそうで。
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