【イマコレ】トラフィック / When The Eagle Files

Traffic / When The Eagle Flies
Traffic / When The Eagle Flies

※イマコレ=「今ごろコレ聴いてる」「今まさにコレが俺にキテル!」的なアルバムなどをピックアップして紹介します。

Amazonみたら安かったのでついポチってしまった1枚。
トラフィックは10代の頃にFM番組の特集を録音して聴いていたんだけど、
アルバム単位では聴いているようで聴いていない。
CDで持っているアルバムも数枚だし、この最終作(90年代の再結成作は除く)に至っては初めて聴く。

トラフィックはスペンサー・デイヴィス・グループを脱退したスティーヴ・ウィンウッドが
デイヴ・メイソン、ジム・キャパルディ、そしてクリス・ウッドをともに結成したバンド。
「ペイパー・サン」や「ホール・イン・マイ・シュー」といったヒット曲があり、
サイケ色濃い初期から徐々にトラッド色を強めていく。
アルバム3枚で一度解散するが、スティーヴのソロ・アルバムとして作成していたアルバムが
きっかけで再編し、そこから4枚のアルバムをリリース。
この『ホエン・ジ・イーグル・フライズ』はそんな第2期トラフィックの最終作。
すでにデイヴ・メイソンはグループにはいなくて、ここでは当時17歳だった
ロスコー・ジーというベーシストが参加している。
先のFM番組の特集でも、そこを結構強調していたのを思い出す。

全体的にレイド・バックした楽曲が続くが、2曲目の””は11分を超す大作で、
モーグ・シンセサイザーやメロトロンが使われている分、異色と言えば異色。
地味なアルバムだけど聴くたびに味わい深さを感じるね。
トラフィックのアルバムとしては『ジョン・バーレイコーン・マスト・ダイ』が最高傑作だと思うし、
曲単位でいうと「ザ・ロウ・スパーク・ハイ・ヒールド・ボーイズ」が好きなんだけど、
このアルバムも聴けば聴くほど沁みてくるね。

ちなみに、Amazonで安かったと書いたけど、
発送はどうやら海外の業者なので、注文してから手元に届くまで3週間ぐらいかかったw

コメント

  1. kawakita より:


    いいですねイマコレ^^、

  2. hiroumi より:


    kawakitaさん

    ありがとうございます!

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