ミュージック・マガジンの「ミックステープ特集」がありがたい

Music Magazine
Music Magazine 2012年4月号

かなり久しぶりにミュージック・マガジンを購入した。
リー・ラナルドや遠藤ミチロウのインタビューに惹かれて手に取ったのだけど、
特集のひとつに「ミックステープ」のことがあったから即レジへ持っていた。
そう、俺は去年ぐらいからミックステープというものに興味があって、
誰それのミックステープって話題があれば手に入れたりしていた。
だけどもっと自分から探せるようにしたいと思っていて、そのきっかけとなるのではと思ったのだ。

ミックステープって何よ?って人のために説明すると、
主にヒップ・ホップなどのシーンでDJが既存の曲をリミックスしたり、別の曲と組み合わせて
再構築したりしたものを収録したカセットテープのことで、使われた曲の作者からの
許可などは取っていないことが多い。それゆえに路上での販売や、今のネット社会では
無料ダウンロードという方法で配布したりなどの形態が多い。
レコード会社が黙認しているプロモーションと言える場合もあるようだ。

過去に書いたことがあるけど、俺はヒップ・ホップのサンプリング文化が大好きで、
90年代前半まではいろいろな曲がサンプリングに使われていた。
しかしある時期からロイヤリティーだの権利だのと規制が入ってしまって、
以前ほどサンプリングが楽しめなくなっていた。
ミックステープはあの頃の刺激を味わうことができるんだよね。

なのでちょっとこの特集を足がかりにいろいろ探してみようかと思う。

コメント

  1. ぽかり より:


    こんばんは。
    ミックステープについては、TBSライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルで関連特集がありました。アメリカのHIPHOPの現状について、ミックステープを中心に語ろうとするものです。
    http://www.tbsradio.jp/utamaru/2012/02/24_usa_hip_hop.html
    文字起こしもありますね。
    http://pod-okoshi.blogspot.jp/2012/02/blog-post_22.html
    自分自身は、こういった文化に触れた経験があまり無いのですが、楽しそうですよね。

  2. hiroumi より:


    ぽかりさん
    これはいい情報をありがとうございます。
    ミックステープについて、当のヒップホップミュージシャンが
    語ってくれているのは大変参考になります。

    自分もまだまだ研究しているような段階です。

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