メタリカ / デス・マグネティック

Metallica / Death Magnetic
Metallica / Death Magnetic

01. That Was Just Your Life
02. End of the Line
03. Broken, Beat & Scarred
04. Day That Never Comes
05. All Nightmare Long
06. Cyanide
07. Unforgiven III
08. Judas Kiss
09. Suicide & Redemption
10. My Apocalypse

メタリカが初めて過去と向き合ってから作ったアルバムという感じ。しかしただ単に過去の遺産を持ち出したということではなく、かつての手法を取り入れながらも、しっかりと今に根付いている。プロデューサーのリック・ルービンが「初めてレコードを作った時のことを思い出せ」と言ったらしく、その言葉が最終的には彼らに80年代の代表作、”Master Of Puppets” や”…And Jusitice For All” と同じような
テンションのアルバムを作らせる要因となっているようだ。もちろん、当時のような若々しさはないけれど、しばらく離れていたファンだってこれを聴けば満足できることだろう。(スラッシュ・メタルに固執する人はそれでも物足りないかもしれないが)

プロデューサーにリック・ルービンを持ってきたのも大正解。リックは80年代にはパブリック・エナミーの2枚目やビースティ・ボーイズ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなどの諸作を手がけてきた人。ラーズ・ウルリッヒも「ボブ・ロック以外と組むなら次はリックしかいない」と言ってるぐらい。俺もずっとこの両者が組んでくれないかなとずっと思っていた。あえて苦言をいうなら、曲が長いことぐらいだろうか?10曲75分って・・・、毎回そんな感じだけどさ、もう少しコンパクトにしてくれてもいいのでは。

で、このアルバムは通常のCDとSHM-CDの2種類が出ている。俺はSHM-CDはそれほど優れているとは思っていないから、通常盤でいいかなと思っていたのだが、店頭でCDを手にとってみて、デジパック仕様のSHM-CDにした。

Metallica “Death Magnetic”
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