R.I.P. 渋谷陽一(1951-2025)

ロッキング・オン

渋谷陽一が亡くなった。74歳。

長らく入院していてそれから状況が全く分からず、たまにどうしているのかと思っていたが、とうとう元気な様子を聞くことなく・・・。

渋谷陽一といえばやはり「ロッキング・オン」だし、金曜日の「サウンド・ストリート」だ。どちらも高校生の頃から愛読し、聴いて、ロックとはなんぞやみたいなことを考えさせられたりした。

彼がいなかったらきっと俺はレッド・ツェッペリンもプリンスもここまでのめり込まなかったかもしれないし、「ジャーニーとかライオネル・リッチーなんかが売れてるようじゃダメ」という彼の産業ロック論にも感化されなかったかもしれない。

「ロッキング・オン」では時々他誌にケンカを売ってた(パチパチロックンロールとかミュージック・マガジン)のも面白かったし、渋松対談も大好きだった。

そういえば松村雄策が亡くなった際の、渋谷のブログ記事は今でもたまに読みに行ったりしている。

松村雄策、亡くなる (渋谷陽一の「社長はつらいよ」)-rockinon.com|https://rockinon.com/blog/shibuya/201840

これを読むと、この2人は本当に仲が良かったんだなと思ったし、松村に先に逝かれたときの渋谷の気持ちを思うとなかなか悲しいものがある。

今度はあの世で渋松対談をやってほしい。

そして「サウンド・ストリート」の最終回、レッド・ツェッペリン特集。「こんばんは、渋谷陽一です」の一言のあと、「天国への階段」から始まったのがまた良かった。これを聴いて、俺は自分でコンピレーションを組む時は超代表曲から始めるようになってしまった。

俺は本当はロックのもの書きになりたいと思っていた、だけど「ロッキング・オン」に投稿される文章のようなものは書けないと思って諦めた。だからいまもこうして駄文を書いているんだけど。

渋谷陽一がいなかったら、俺はここまでロックを聴いてはいなかったかもしれない。そんな彼がいなくなったのはとても残念だ。本当にありがとうございました。安らかに眠ってください。