私の好きなジョージ・ハリスンによるビートルズ・ナンバー5曲

いきなりですが、ジョージ・ハリスンがビートルズ時代に発表した曲で、俺が好きなものを5曲挙げたいと思います。最近、『アビー・ロード』や『ホワイト・アルバム』を聴いてふと思い立ったので。先にお断りしておきますが、後期ばかりです。

Something
やはりいちばんはこれじゃないかと。『アビー・ロード』に収録され、ジョージ作の曲としては唯一のシングルA面曲。そして全米No.1にもなったという。

ジョージの印象って、ビートルズの各アルバムに2曲しか割り当てられなくて、ジョンやポールの陰に隠れているって感じで、そこからどうにか脱却しようとインド音楽や電子楽器を取り入れたり、外部のミュージシャンを呼んだりとか、それでもどこか地味に思えていた。

しかし「サムシング」はこれ1曲でレノン=マッカートニー作品を凌駕できるほどだと俺は思っている。『アビー・ロード』でもベストの曲なんじゃないかと。それは「イエスタデイ」に次いで多くカバーされている曲だとか、フランク・シナトラやマイケル・ジャクソンがレノン=マッカートニー作品だと思っていたというエピソードからも伺える。そして、この勢いがビートルズ解散後に最初に成功したソロ・ビートルだってこともね。

Only A Northern Song
アルバム『イエロー・サブマリン』に収録されているこの曲は、実は『サージェント・ペパーズ』のセッションですでに録音されていて、
この時期のサイケデリック嗜好よろしく、派手なホーンが散りばめられている。タイトルの「ノーザン・ソング」ってのはビートルズの楽曲の版権を持つ会社で、ジョンとポールは株主だったけど、ジョージ(とリンゴ)は契約ライターに過ぎず、いくら曲を書いても全部「奴ら」のものになってしまうってことを皮肉った歌だそうだ。ジョージの気だるい感じのヴォーカルが好きなんだよな。

Within You Without You
で、代わりに『サージェント・ペパーズ』に収録されたのがインド趣味丸出しの曲。以前はこの曲だけ浮いてるよなと思っていて、あまり好きではなかったんだけど、歳を重ねるごとにだんだん好きになってきた。今では『サージェント・ペパーズ』では「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」に次ぐぐらいの好き度。これがビートルズってのも驚きだよな、よくよく考えると。

It’s All Too Much
『イエロー・サブマリン』に収録された、6分半ぐらいある曲。初っ端のギターの歪ませ方や、ドラムの「ベチャッ」って感じの音、ホーンやノイジーな感じとか、もうサイケデリック・ロックの代表みたいなね。そして最後の「とぅーまっち、とぅーまっち、とぅーまっち・・・」って掛け声みたいなコーラスがツボ。でもビートルズの楽曲としては存在が地味だよね。アルバムにしか入っていないからかな!?

While My Guitar Gently Weeps
これも外せないよね。『ホワイト・アルバム』の中でも1,2を争う名曲かと。1968年5月30日から始まった同アルバムのセッションは、ジョンとポールの曲を録音するのに費やしたために、ジョージの楽曲は7月25日なってやっと取り掛かることができたそうで、これがその最初の曲だったとか。辛抱強く待っていたんだなぁ。ブートレグではその第1テイクはアコースティック・ギターによる美しい感じが聴けるけど、だんだん変化していってアルバムに収録されたものに。ギター・ソロをエリック・クラプトンが弾いているのは有名な話だけど、当時の陰悪だったレコーディング現場にジョージがクラプトンを連れて行くと、ジョンとポールが急によそ行きの顔になったってエピソードが笑える。

本当に偏った選び方だけど、今の気分はこう。ジョンとポールという2人の天才がいたこともあってどうしても目立たないけど、ジョージの曲って、どれを聴いても「温かさ」を感じるんだよね。その最たるものが「サムシング」で、後のソロ活動による楽曲もそう。こんなこと言うと世間一般で言われている「寡黙」なイメージが強くなっちゃうけど、ビートルズ後期は電子音楽のソロ・アルバムを作ってたりとか、結構ぶっとんだこともしてたんだよなw

ジョージの言葉を借りるなら
「心根は狂っているのさ。なんていったってビートルズの一員として務まったんだからね。」
(ウィキペディアより)

うん、俺もそう思うよw

余談だけど、これまでにいろんなミュージシャンの訃報を聞いてきたけど、唯一涙を流したのはジョージ・ハリスンだけなんだよね。

コメント

  1. 序0時 より:


    While my guitar gently weeps は本当に名曲だと思う。
    レノンもマッカートニーも天才だけど、ジョージが一番好き。

  2. 匿名 より:


    やっぱりジョージハリスンがいて、ビートルズって呼べるんだなと思います。 
    「ジョンとポールどっちが好き?」って聞いてくる人には「ジョージ」と答えてます。

  3. 匿名 より:


    最初はポールが好きになり、その軽さに飽きたところでジョンが好きになった。しかしその重さに重圧を感じ、ジョージが好きになる。ジョージの曲は聴けば聴くほど味わいが増していき不思議だ。今じゃ中毒のようになっている。