アンダーワールドで思い出したけど

Underworld / Oblivion With Bells
UNDERWORLD / Oblivion With Bells

2007年にリリースされたアンダーワールドの”Oblivion With Bells”。リリース前にテレビCMも流れていたけど、そのバックに流れていた”Crocodiles” に惹かれてアルバムを買って割と気に入っていた。


前回のネタを書いた時に思い出したようにまた聴くようになって、ついでにAmazonのレビューを見てみたけど、みなさんあまり反応がよろしくなかったようで。俺はトレインスポッティングのサントラにも入っていた「ボーン・スリッピー」しか知らなかったから、このアルバムもすんなり入れたし、久々に聴いてやっぱり好きなんだけど、アッパーな感じの曲が無いからなのかね?

確かにアンビエントっぽかったり、ダウナーな感じでブライアン・イーノみたいな雰囲気も持ち合わせている良いアルバムだとは思うけどね。でも後半はBGMぐらいに思わないとダレるかもしれない。

YMO / Technodelic
YMO / テクノデリック

BGMで思い出したけど、YMOも『BGM』と『テクノデリック』は聴き手を選ぶようなアルバムだったね。俺が中学生になった頃にYMOは大ブレイクしていたんだが、それはもうみんなこぞって聴いていましたよ。だけど上の2枚のアルバムの反応は鈍かったなぁ。

俺は『テクノデリック』にはめちゃめちゃはまって、出たばかりの頃にFMで特集した番組を録音したものを友人に聴かせたんだけど、そいつも『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』が好きだったのに「こんなのがいいの?」と聞かれてしまったのを思い出す。

え?同じYMOじゃん・・・と当時は思ったものです。

というか、『ソリッド・・・』と『テクノデリック』で作風が違うの?と当時の俺は思った。ただ単に新しく出たYMOのアルバムという認識で聴いていた程度だったかな。どうもこの頃(12~13歳)から俺はこういう重い感じというか、こんな感じの音が好きだったみたいだ。

そういうことを意識しだしたのはもっと後、20歳前後だったけど。”Oblivion With Bells”を聴きながらそんな話を思い出したってだけです。