まずは引用。
(ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100507-00000529-san-ent)
急成長を続けてきた有料音楽配信の市場の伸びにブレーキがかかった。平成18年に総売上高が対前年比56%増を記録するなど活況を呈(てい)してきたが、昨年は約909億円で前年とほぼ同じ。原因は無料の違法ダウンロードの激増で、音楽業界では警察などと連携して撲滅(ぼくめつ)を図っているが、なかなか効果が上がらず頭を抱えている。
はて?音楽配信が停滞してきたのが「違法ダウンロード」って決め付けているよ。
本当にそうなのか?誰に聞いたんだ?どうやって確かめたんだ?
ブレーキの原因について同協会は「違法サイトからの無料ダウンロード」をあげ、「18年の調査で、違法ダウンロードの総数は有料配信より1億4500万件も多い年約4億7千万曲だった」と明かす。一番安い「着うたフル」(1曲約200円)に換算すると約940億円が闇に消えた計算で、「その後もさらに増えているだろう」。
そもそもこの手の記事って、違法ダウンロードのせいとか言っておきながら、
どうやってこの数字を出したのかなどがまったくわからん。
だいたい、940億円が闇に消えた計算でって、
なんで違法ダウンロードがなかったらそれだけの収入があったはずって
考えるんだろうね?違法ダウンロードが無かったらその曲は「聴かれていない」かもしれないんだぜ。
それに、前も同じようなことを書いたけど、音楽業界はユーザーのせいばかりにしているが、
自分たちに原因がないのかってことを考えないの?
CDが売れなくなった、音楽配信が減った。
聴く側からすれば単純に「金出してまで聴く価値がない」ってのが多いんじゃないの?
J-Popなんかに興味のない俺でさえ、とりあえずどんなのが流行っているのか、
「ああ、こんなのがヒットしてたな」ってのを数年前までは分かっていたけど、
今そういうのがまったくない。誰の曲が流行っているんだ?
話題になった曲って「トイレの神様」ぐらいしか思い浮かばないぞ。
じゃあこれも違法ダウンロードのせいなのかって!
“音楽不況ここに極まる……あゆ、テルマ、大塚――人気者のCDがまったく売れない!”
単純にみんな飽きてるんじゃないのか!?
というよりも、今まで何十万枚とかミリオンとかが多すぎで、
これが本来の姿なんじゃないかと思ったりもする。根拠はないが。
着うたとかで聴くライトユーザーって若者たちに多いのかと思うけど、
彼ら彼女らの興味が音楽以外に移ったんじゃないのとも。
とにかく売れなくなったのを「違法ダウンロードのせい」と決め付ける
音楽業界の体質がいちばんの問題のような気がする記事だと思ったね。
アニソンにオリコン1位2位をとられているような状況で、よくもまあ言ったもんだと。