![ザ・スターリンのカセット](https://www.tokyo-ongaku.com/newblog/wp-content/uploads/2019/05/thestalin_tapes01-400x298-400x298.jpg)
19歳の頃の話だけど、ザ・スターリンのアルバム『STOP JAP』と『虫』をテープに録音した時に、テープのラベル(レーベル)をパンクっぽくしたいなと考えてコピーを駆使して作ったことがある。
用意したものは、下の写真の本や歌詞カードのコピー、さらにそのコピーを拡大したものなど。カセットテープのケース幅の厚紙を用意して(確か古ハガキ)、ケースに合わせてどこが折曲がるところかなどの線を入れてから、写真や言葉の切抜きを無造作にペタペタ貼っていった。
そして、ケースを開けた内側に曲目が表示されるようにし、背表紙の部分にアルバムのタイトルなどが表示されるようにし、コンビニに行ってその厚紙をコピーというかなりアナログな作業。
コピーも、ただコピーするのではなく、1枚の紙に両面をコピーしたく、だけど両面コピーなんてない頃だったから、あらかじめB5の紙のどの部分に原紙となった厚紙を置くかまで計算して、まず片面をコピー。その後、コピーされた紙を再度用紙のホッパーに入れ、今度はもう片面をコピー。何度か失敗した後にどうにか思ったようなものが出来上がった。それがこれらだ。
まず、『STOP JAP』、上下逆になっているけど、これが表面。
![STOP JAP](https://www.tokyo-ongaku.com/newblog/wp-content/uploads/2012/11/thestalin_tapes02-400x298-1-400x298.jpg)
そしてこれがカセットを開いてテープを出した時に曲目が見えるように作った部分。ちゃんとA面、B面分けて表示。
![STOP JAP](https://www.tokyo-ongaku.com/newblog/wp-content/uploads/2019/05/thestalin_tapes03-400x298-400x298.jpg)
続いて『虫』。こっちが表で、ちゃんとジャケット写真も載っています。
![虫](https://www.tokyo-ongaku.com/newblog/wp-content/uploads/2019/05/thestalin_tapes04-400x298-400x298.jpg)
内側面、自分で結構気に入ってました。
![虫](https://www.tokyo-ongaku.com/newblog/wp-content/uploads/2019/05/thestalin_tapes05-400x298-400x298.jpg)
コピーをとりまくった本がこれら。
![ザ・スターリン関連本](https://www.tokyo-ongaku.com/newblog/wp-content/uploads/2019/05/thestalin_tapes06-400x298-400x298.jpg)
『Fish Inn』のも作成しているんだけど、肝心の実物が見つからなかったので割愛。『trash』はネタだけ作ろうとして切抜きなどをとっておいたけど作らずに終わってしまった。
確かコピーとるのも、今みたいに10円じゃなくて1枚20円か30円だった時代なので、そこそこ金かかった記憶がある。といっても数百円だと思うけど。当時コンビニでバイトをしていたから、コピー機の使い方も分かっていたし、一度コピーした紙をまたトレイに入れるとか、一般客だったら出来なかっただろうな。
完全なるハンドメイド作品で、今じゃ元ネタとなったものも残っていないから二度と同じものは作れないんだけどね。
コメント
スバらしい!
完全オリジナルのたからものですね。
マイトさん
遅いレスですみません・・・。
これはこれで唯一のものですが、作った本人は結構雑に扱ってますw