The Beatles / Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のUKモノラル盤を聴いた。忘れないうちにステレオ盤との違いを、1度聴いて分かった分だけ記しておこう。因みに、ここ何年もアルバム自体は聴いていない。
“Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band”
曲の最後の方の歓声の音が小さいような気がした。気のせいかな。
“With a Little Help From My Friends”
始まりの歓声がデカイ。だから初っ端の「ビーリーシーズ」(Billy Shears)が小さく聴こえる。
“Lucy In The Sky With Diamonds”
終わりのフェイドアウトで、”Lucy In The Sky With Diamonds”と繰り返すが、モノラルはこれが1回多いそうです。ステレオとモノラルを持っている人は聴き比べてみて下さい。
“Getting Better”
今のところ違いは発見できない。
“Fixing a Hole”
今のところ違いは発見できない。
“She’s Leaving Home”
ピッチが速い(笑)。これは明らかだ。『ホワイト・アルバム』の「ドント・パス・ミー・バイ」もそうなんだよね。
“Being For The Benefit of Mr. Kite”
終わりのSEってあんな感じだったっけ?
“Within You Without You”
終わりの笑い声がデカイ。
“When I’m Sixty-Four”
今のところ違いは発見できない。
“Lovely Rita”
今のところ違いは発見できない。
“Good Morning Good Morning”
ステレオじゃないから、終わりのほうの動物の鳴き声は
当然ながら左右に振られない。
“Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)”
前曲との繋ぎが若干ちがうようで、歓声も違う。何で最初のドラムの時点で笑い声が起こるんだ(笑)終わりでもポールが何か絶叫しているのがよく聞こえる。
“A Day In The Life”
サージェントペパーズのリプライズとクロスフェイドで始まるのだけど、その入り方が数秒早い。最初のオーケストラの盛り上がりで、マル・エバンスのエコーをかけたカウント(ワン、ツー、スリー・・・とカウントするたびにエコーが増幅されるやつ)がよく聞こえる。
なお、ソースはアナログでリリースされていたモノラル盤をマスターとしたブートレグです・・・。
2017年6月5日追記:
50周年記念としてリリースされたこのアルバムの「2017リミックス」では “She’s Leaving Home” のピッチが上げられて、モノラルと同じように聴こえます。詳しくは以下の記事を。