今度は1972年リリースの、そしてザ・ドアーズのラスト・アルバムとなった”Full Circle” を聴いた。
- Get Up and Dance
- 4 Billion Souls
- Verdilac
- Hardwood Floor
- Good Rockin
- The Mosquito
- The Piano Bird
- It Slipped My Mind
- The Peking King and the New York Queen
ジム・モリソンがいなくなって最初に出た”Other Voices” ではまだジムがいた頃の雰囲気が感じられたが、これはもう別のバンドのアルバムと思っても良いだろう。ジム・モリソンをイメージしなければ、このアルバムも十分楽しめる。
1回聴いたときはさすがに「これはドアーズじゃないだろう」と思ったものの、なぜか今結構ハマってしまっている。特にトリッキーな展開の”The Mosquito”が良い!
ところで、ザ・ドアーズにはアルバムに収録されていない曲が3曲ほどあるらしく、そのうちの1曲は、このアルバムからシングル・カットされた”Get Up and Dance” のB面に入っていた”Tree Trunk” という曲だそうだ。
何でも「コマーシャル過ぎる」というのが理由でアルバムから漏れたとのこと。すごく気になってしまうが、当然CD化はされていない。何せ3人となったザ・ドアーズの2枚のアルバムは、正式にCD化されてはいないのだから、アルバム未収録曲なんてなおさらだね。
ところで、あとの2曲は何なんだろう?