TOKI ASAKO “LIGHT!” ～CM & COVER SONGS～
ちょっと忘れていたんだけど、この記事を読んで思い出した！
ついにあの曲がCD化される訳ですね。ここでいう「あのCM曲」とは、俺が過去に書いたこの記事
https://www.tokyo-ongaku.com/?p=226
ビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビイ」が使われていたんだけど、もう2年以上も前の話なんだ、時の流れは速い！当時、このCMが流れるたびにテレビに注意を向けていたぐらい惹かれてた。着うた配信はしていたけど、CDにならなくてガックリした記憶がある。
そもそもこの曲ってヴォーカル曲なのかよって当時は思ったんだよな。だってビル・エヴァンスだよ？ジャズ・ピアニストだよ。ってわけで、ちょっとウィキペディアでこの曲のことを調べてみた。
「ワルツ・フォー・デビイ」はエヴァンスの作曲による曲で、同名のライヴ・アルバムでの演奏が最も有名なようだ。そしてこの曲にエヴァンスと親しかったジャズ評論家が歌詞をつけて、それが歌曲として正式なものとなっているらしい。
で、土岐麻子に戻るけど、今回リリースされる『TOKI ASAKO “LIGHT!” ～CM & COVER SONGS～』というアルバムでは、今までのいろいろなCMで使用された楽曲とカバー曲で構成されたもので、他のCM曲ってどんなのかよく覚えていないけど、聴けばきっと「あれか」と思うことだろう。
そして、カバー曲がまた興味深くて、中でも「い・け・な・いルージュマジック」って、どういうふうに聴かせてくれるのかすごく気になる。ロック的視点ではビートルズの2曲「愛こそはすべて」と「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンド」とかね。
しかし思うのは、下手な音楽番組よりも、CMの方が曲のプロモーションとしてはすごくいいよね。15秒や30秒で断片的だけど効果的に聴かせる事が可能だもんね。俺にとっては「ワルツ・フォー・デビイ」がまさにその良い例なんだよ。
