久々にこれは良い！と思えるアルバムを聴いた、とは言ってもこれは2003年にリリースされたもので、当然後追いである。ブラジルの国民的歌手、故エリス・へジーナ（レジーナ）の娘であるマリア・ヒタの1stアルバムだ。エリスのことをウィキペディアで読んでいる中で、彼女の子ども達も音楽活動をしているという記述があり、そこでマリア・ヒタの名前を見つけ、YouTubeで1曲聴いてみて早速アルバムを手に入れた次第。1977年生まれというから今年で38歳になるマリアは、母親であるエリスを4歳の時に亡くしているのだが、このジャケットはエリスそっくりだし、歌声も似ている。
そう、だから最近ではエリス・へジーナのアルバムよりもこのアルバムを聴く回数の方が多い。MPB（ブラジルポピュラー音楽）やサンバなどの伝統的なブラジル音楽の要素と、2000年代の今風な味付けがうまくミックスされているのが良い。もっと早く知っておきたかった。今じゃすでに5枚のスタジオ・アルバムをリリースしているので、他のもぜひ聴きたいと思っている。
因みに俺がYouTubeで聴いて即買いを決めたのはこの曲。
それにしても繰り返すが、このジャケは母親のエリスにそっくりだよなぁ。
