「いまは昭和何年だ」と思わずにいられなかった2020年の再発盤たち

再発盤2020

2021年になりました、今年もよろしくお願いします。

さて、昨日まで2020年だったわけですが、去年はあまりCDを購入することがなかったんだけど、数少ない購入したアイテムの一部をみていると「昭和か」と思わずにいられないものがいくつかあります。その中でも写真の3枚、日本のインディーズ・シーンの最重要盤がウソのような再発をしたのは改めて驚いてしまいます。

ザ・スターリン/trash

個人的にはやはりザ・スターリン『trash』の再発でしょうか。遠藤ミチロウは病床にいるときにマネージャーと話し合って、このアルバムの再発を計画していたそうですが、もしいまもミチロウが健在だったら今もまだリリースはされていなかったでしょう。

ちょうど1年前に、このアルバムの再発についての複雑な思いを書いたものの、出るなら入手はしておかないとなんて思っていたので、CDとアナログの両方を購入。アナログはオリジナル盤もあるので、まさかのトラッシュ3枚が家にはあるということになります。

再発のアナログ盤もすでに中古市場では1万円以上の値段がついているとか。オリジナルのリリースは1980年。

G.I.S.M./Detestation

日本のハードコア史上最も強力な1枚であることは伝え聞いていたけど、実際に音は聴いたことがなかったのがこれ。ギズム自体せいぜい何かのオムニバスで聴いているだけなので、その凶暴さがイメージとしてどんどん膨らんで伝わっているような感じでしたね。

昨年突如横山SAKEVIのオフィシャルサイトで再発が告知され、LP、CD、カセットのフォーマットがあったので、カセットテープを購入。CDは過去にも出ていたようだけど、今回は「公式リイシュー」と書かれていたので、それまでのはオフィシャルブートレグみたいなものだったのだろうか。

オリジナルのリリースは1983年。

V.A./都市通信

そして、これこそ二度と再発はされないだろうと思っていた盤。東京ロッカーズ以降のニューウェイヴ的な4バンド(シンクロナイズ、美れい、NON BAND、螺旋)を収録したオムニバスだったが、300枚ぐらいが世に出回ったものの、その後主宰である海賊艇Kがお金を持ち逃げして消えてしまい、注文した人たちにレコードが届くことがなかったという、インディーズの歴史を語る時に必ず出てくるいわくつきのアルバムでした。

それが40年経った一昨年、海賊艇Kから正式に謝罪文と経緯が述べられ、かつてのバンド関係者から許可をもらい去年1月に再発されたという、驚くべき展開があったのです。

なんて知ったように書いているけど、俺がこれを知ったのはついここ1週間の話で、めちゃくちゃビックリしてすぐにCDを注文しました。まさかこれを聴ける日が来るなんて思いもしませんでした。なぜ1年前にこの話を知らなかったのか・・・。

オリジナルのリリースは1980年。

 

日本のインディーズ、80年代はそんな言葉はなく「自主制作盤」と言ってたが、俺はもちろん後追いだが、結構いろんなアイテムが再発されているようで、もうちょっとこの辺りも久々に深堀りしたいなという思いではあります。

The Original INU の『牛若丸なめとったらどついたるぞ!』もそろそろ再発されてもいいんじゃないかい?今までたぶんCDでは再発されてないですよね?リリースされてほしいものです。