Black Flag / What The…
ブラック・フラッグ、まさかの再結成アルバムがリリースされた。
10月にはその情報があって、新譜のタイトルまで発表されていたが、
CDを入手するまでに結構時間がかかった。ようやく届きました。
リーダーでギターのグレッグ・ギンはもちろん、
ヴォーカルは1980年のEP “Jealous Again”に参加していたロン・レイズ、
ベースとドラムは俺もよく知らない人だ。
全22曲入り44分というボリューム感あるアルバムとなっている。
しかし、、、、
一聴した限りでは少々微妙な感じがする。
ブラック・フラッグといえばUSハードコアなわけだけど、
確かに1分台2分台の曲が多いにも関わらず、期待した「速さ」を感じられない。
個人的にはちょっと物足りなさがある。
もしかすると俺の聴きこみが足りないだけかもしれない。
グレッグ・ギンのうねりのあるギターは初期ブラック・フラッグを彷彿とさせるし、
かつてのバンドと何も変わっていないと思う。
恐らくブラック・フラッグという名前に期待しすぎているのかもしれない。
いまこれを書きながらまた聴いているが、最初の「微妙」というのは払拭できそうだ。
だけどアレだよね、これがヘンリー・ロリンズやキース・モリスが参加だったら、
注目度がまた違ったんだろうなと思う。向こうでもあまり注目されていないのかな。
11月にはロン・レイズがグループを脱退してしまったそうだ。
今後どうなるんだろうね、このアルバムで終わるようなことにならないで欲しいものだ。