オリジナル･ラヴ「好運なツアー」 at 渋谷クラブクアトロ

オリジナル･ラヴ、夏のツアー「好運なツアー」に行ってきました。
01. ミリオン・シークレッツ・オブ・ジャズ
02. It’s A Wonderful World
03. 灼熱
04. カフカの城
05. The Rover
06. 心
07. スクランブル
08. Jumpin’ Jack Jive
09. 夜とアドリブ
10. ふられた気持ち
11. Glass
12. 夜の宙返り
13. プライマル
14. 接吻
15. ディア・ベイビー
16. ひまわり
17. Good Morning Good Morning
18. Bird
19. ボラーレ
———-
20. 朝日のあたる道
21. 好運なツアー
22. 遊びたがり
———-
23. ムーンストーン
いや、もう、本当に良かった！
ここ何回かのツアーの中では群を抜いていい選曲、ライヴ。
まあ、個人的に聴きたい曲をやってくれたというのもあるけどね。
いきなり「ミリオン・シークレッツ・オブ・ジャズ」ってところがカッコイイし、
そして来ましたよ「It’s A Wonderful World」！ついに聴くことができた。
この曲が聴けることをどれだけ待ちわびたか。
もう鳥肌がたったね。

今回は構成がきっちりしていたって気がする。
前半は初期の曲が多く、夏の夜に相応しい熱い曲ばかりだったな。
「スクランブル」も初めて聴いた。
「Glass」では田島が久々にサックスを披露したけど、
あの時だけはジャズのライヴに来た気分になれたね。
そのまま「Blue Talk」のイントロ行けっ！なんて思ったけど、
そこはちょっと期待しすぎてしまったなｗ
「夜の宙返り」って一瞬新曲？とか思ってしまった・・・。
（『街男街女』は未だに数回しか聴いてないので）
「プライマル」「接吻」と必殺チューンを続けたあと、
これも俺はずっと聴きたいと思ってました「ディア・ベイビー」。
しかも田島、木暮によるダンス大会まで披露してｗｗ
あれは映像残そうよ！買うよｗ
「Good Morning Good Morning」は少々意外だった。
前も書いたけど、『Eleven Graffiti』からだったら「ビター・スウィート」をぜひ！
そして「ボラーレ」でスパークして一旦終了。
アンコールでは「朝日のあたる道」をやった後に
今回の「好運なツアー」の由来を、詩の朗読風に紹介。
黒澤明の「生きる」という映画にインスパイアされて作ったようだ。
誰かあの詩の内容を覚えてないでしょうか？
あのライヴの場にいることができるのも、生きるという好運なツアーの
真っ最中にいるからとか、そんなことを言っていたけど、
俺はその時に4月に亡くなった友人のことを思い出してしまった。
確かに、生きているからこそ、7/11の晩にクアトロにいることができるわけで。
なんかその時にいろいろ考えながら新曲「好運なツアー」を聴いていたよ。
しかしそんな重い（と勝手に俺が解釈しているかもしれないが）展開の後に
「遊びたがり」は良かったねｗ
ところで、今回の田島のMC。
「（明日の）選挙に行きましょう」と言った後に
「こんなポリティカルな発言初めてした」と言ってたなｗｗ
あと、ツイッターについても結構しゃべってた。
「俺たちサイバー世代」って表現が古っ！
それにしてもアレだね、オリジナル･ラヴのライヴに行くと
俺はいつも音楽を聴く喜びを再確認できるよ。
田島貴男と同じ時代に生きていられることも嬉しいし、
こんな風に思えるミュージシャンは彼だけだな。
関連記事：
オリジナル・ラヴ 「Holeshot Tour」 at 渋谷クアトロ
オリジナル・ラヴ at 渋谷AX　2009/07/15
オリジナル・ラヴ『風の歌を聴け』にまつわる思い出
オリジナル・ラヴ『東京 飛行』にアンチが多くて驚いた件