私がJ-Popについて書かない理由

アクセスログを見ていると、このブログの右上にある検索窓で
J-Popのアーチスト名を入れて検索されている方が結構いるようです。
しかし彼らの期待に反して、それらのアーチスト名はほとんどヒットせず、
記事も見つからないと思います(ほとんどと言うか皆無に等しいかも)。
たまに名前が引っかかっても音楽的な話はしてない、
もしくは批判かもしれません(批判は基本的に名前を出さないけど)。
そんなアクセスログを見るたびに、本当は検索窓の下あたりに
「J-Popアーチスト名入れても何も出てきません」ぐらいの
断り書きを入れておこうかと思うぐらい、今後もそのスタンスは変えません。
なぜなら、俺はJ-Popを聴かないからです。

こう書くと「洋楽至上主義」的に思われるかもしれませんが、
これは別に否定できないので、そう言われても仕方がありません。
趣味で音楽を聴くようになったのが恐らく8歳とかそのぐらいで、
かれこれ30年以上の個人的な「音楽史」があるのです。
そして13歳ぐらいから、それまで聴いていた歌謡曲(J-Popじゃないぞ)
から少しずつ「洋楽」と呼ばれるものにシフトし、そのまま今に至っているのです。

今じゃ日本のロックの中にも良いものがあるのは分かっています。
でも進んで聴こうとは思いません。
13歳ぐらいからメインに聴き続けている「洋楽=日本以外の音楽」で、
すでに自分なりの「ツボにはまる音楽」を探す術を分かっているからです。
日本のロックがそこに含まれていることは少ないです。
ましてやJ-Popと呼ばれるものについてはなおさらなのです。
俺の30年ぐらいの音楽史に日本のロックやJ-Popが入り込むには、
その音楽の質や俺の気持ち的なものまで含め、もはや遅すぎたのです。
だから書けない、書かないのです。
それだけのことです。

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