イギー・ポップ / PRELIMINAIRES

Iggy Pop / PRELIMINAIRES
Iggy Pop / PRELIMINAIRES

本日Amazonから届きました。イギー・ポップの新しいアルバム『プレリミネール』。一聴した限りではかなり渋めで、イギー・ポップというパンクのアイコンからはとてつもなくかけ離れた驚きのアルバムといえるかも知れない。

なんといってもこの曲目でしょう。全部邦題で(俺は輸入盤なんだけど)

01. 枯葉
02. 海に往きたい
03. キング・オブ・ザ・ドッグス
04. 君が知っているってことを、僕は知っている
05. スパニッシュ・コースト
06. ナイス・トゥ・ビー・デッド
07. ハウ・インセンシティヴ
08. パーティー・タイム
09. 彼は死んだ/彼女は生きている
10. 愛するマシン
11. 彼女は商売
12. 枯葉(マークのテーマ)

「枯葉」はあまりにも有名なシャンソンのクラシックで、このアルバムの1曲目とラストに持ってきている。冒頭を聴いただけでいつものイギーとは違うと誰もが思うことでしょう。そして以降の曲もジャズ・ヴォーカルなアルバムのよう。「枯葉」と7曲目「ハウ・インセンシティヴ」以外はすべてイギーとハル・クライン(Hal Cragin)による共作。

イギー・ポップというとパンクのゴッドファーザー的なイメージで、聴くほうもそれを求めるし、イギーもそれに応えるし、だけど必ずしもそうではなく、こういうジャズとかも好きだったんだろうなと思う。

付け焼刃でやるような音楽でもないし、好きじゃなきゃやらないでしょう。全12曲で36分ぐらいの小品集っぽく感じるが、むしろこのぐらいの方が聴き応えがある。イギーはこういう曲を歌うときも上半身は裸なんだよね。

コメント


  1. Iggy Pop – Preliminaires

     存在そのものがパンクな人…、それがイギー・ポップだ。パンク以前からパンクだったし今回の新作なんぞは正にパンク的行動のひとつじゃな…

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