斬犬ペキンパーズ / 獣のコード

ストゥージスの”FUN HOUSE”のことをちょこっと書いたばかりで偶然だが、
以前、”FUN HOUSE”を感じさせると書いたガレージバンド、斬犬ペキンパーズの
新しい音源を入手したので早速聴いてみた。
まずジャケがツボ。
俺としてはもうこれだけで十分期待できてしまう。
1曲目のタイトル曲「獣のコード」は実に攻撃的な曲で、
最初に持ってくるに値する傑作と思う。
恐らくライヴでもメインとなる曲だろう。
2曲目の「スウェル」は打って変ってスローな曲。
個人的にはひたすらハードな曲で突っ走って欲しいと思うので、
一聴した限りでは印象薄だったが、後半の盛り上がりでフェイドアウトしてしまう
ところが良い意味で憎たらしくて、実は良い曲じゃんって思った。
「絶命スルハ朝焼ケニ」は絶対にライヴ映えする曲だと確信。
そして「MODERN SUICIDE #2」を聴いて感心したのは
全体的にひしゃげた音に処理しながらも、
各パートの音は潰れることなくしっかり聴こえているという作りが素晴らしいね。
音作りが上手すぎ。
ラストの「逆走々」はライヴ音源で、ボーナストラックのような感じ。
あっけなく終わるのがボートラっぽい。
前回も似たようなことを書いたけど、
ライヴ(まだ1回しか見たことがないけど)とCDでの表現方法をちゃんと
切り分けて、それが良い効果を出していると思う。
myspaceでも音源公開すればいいのにね。
外人どもも絶対に好きだよ、こういう音は。
マジで、またライヴ見に行かないと。
このCD収録曲がどう表現されているのかが見たい。
斬犬ペキンパーズ / 獣のコード
http://www.zanken-peckinpahs.com/

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