ノラ・ジョーンズの “Little Broken Hearts”は賛否あるんだね

Norah Jones / Little Broken Hearts
Norah Jones / Little Broken Hearts

ノラ・ジョーンズの新しいアルバム”Little Broken Hearts”を買った。
3月ぐらいにFacebook でこのジャケットを見て一目惚れしたんだ。
なんてカッコいいジャケなんだろう、これはもうジャケ買い決定だなって。
しかも近作のプロデューサーがデンジャー・マウス!
俺が持っていたノラ・ジョーンズのイメージはまさに1stアルバムみたいなジャズっぽい、
歌の上手いシンガー程度だったので、デンジャー・マウスがガレージ的だったり
ヒップ・ホップみたいな要素を注入しているのかと期待をしていた。

ところが、いざリリースされたころには「ジャケ買い」の熱はすっかり醒めてしまい、
興味も失ってしまったんですよ。他にも聴いてみたいと思うものがいくつか出てきたし。
ショップで流れているのを聴いたりして悪くはないなと思いながらもね。
しかし先日、レコファンに別の用事で入ったときに見つけてしまったのがアナログ盤!

Norah Jones / Little Broken Hearts
写真のとおり、ホワイト・ビニールでしかも180gの重量盤。しかも2枚組。
そしてダウンロードコードがついていたので、アナログの再生は出来なくてもOKってことで、
思わず買ってしまったのです。うん、やはりこのジャケは魅力的だ。
そして収録されている12曲もじっくり聴くと実に良い。
デンジャー・マウスの効果もほんのり程度加わっていて俺の好みの音になっているんだよね。

さぞかしいい評判なんだろうとAmazonのカスタマーレビューを見たらちょっと意外で、
もちろん「良い」という人もいるんだけど、星を1つとか2つの人がいて、曰く1枚目の頃が良いとか。
ああ、なるほど、そういうことなんだね。
実は俺も1stアルバムの”Come Away With Me”を聴いているんだけど、正直好きじゃなかった。
上手いジャズシンガーって感じで、俺が求めたい毒が無いなと。
だからそれ以降のアルバムにはまったく興味をもたなかったんだよね。

“Little Broken Hearts”を聴いてノラ・ジョーンズの印象がガラリと変わった。
デビューしたころとは違う音楽性を追求するところなんかは、すでに次のアルバムに期待しちゃうよね。
俺は遡ることはないとは思うけど。

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