ドナ・サマーの「ホット・スタッフ」を聴くとフル・モンティの場面が浮かぶ

フル・モンティ

一番好きな映画は?と聞かれたら、俺は迷わず「フル・モンティ」と言う。
ロバート・カーライルが主演のコメディ映画で、
オッサンやデブや、どうみてもカッコ悪い失業中の男たち6人が、
一攫千金を狙ってストリップショーに出るという話。
どいつもこいつもダメダメな奴らばかりで、
特にロバートが演じるガズは離婚した元妻に親権を取られそうになり、
養育費を稼ぐ手段がストリップショーという、ほとんど思いつきで
行動するあたりがもうダメすぎて、だけどその一生懸命な姿にほろっと来る。

Full Monty
フル・モンティ DVD
なぜ急にこの映画のことを言い出したかというと、
ドナ・サマーの “Bad Girls”というアルバムを聴いたからだ。

このアルバムの1曲目は「ホット・スタッフ」で、1979年に大ヒットを記録しているディスコ調の曲。
ジョルジオ・モロダーのプロデュースで、ドナ・サマーがディスコ・クィーンと呼ばれるきっかけとなったんだよね。
その「ホット・スタッフ」がフル・モンティでも使われていて、この曲で踊る練習をしているシーンがある。
そして俺が最も好きで、最も笑ってしまうシーンのひとつにガズ達6人が職安みたいなところで
並んでいるときになぜかラジオからこの曲が流れてきて、
ガズを除く5人が少しずつ曲に合わせてノッて来る・・・というのがある。
「ホット・スタッフ」を聴くと、いつもこれを思い出してしまうのだw
その場面がこれ。


これが脳裏に焼きついて、俺の中では
「ホット・スタッフ」といったらこのシーンがイコールで結びつくんだよ。
それはともかく、本当に面白くて良い映画だと思う。

で、これがドナ・サマーの”Bad Girls”ってアルバムなんだけど、
このジャケ、タイトルに相応しく性悪女って感じだなw

Donna Summer / Bad Girls
Donna Summer / Bad Girls