イギー&ザ・ストゥージズ / レディ・トゥ・ダイ

Iggy & The Stooges / Ready To Die
Iggy & The Stooges / Ready To Die

イギー&ザ・ストゥージズが2007年の『ザ・ウィヤードネス』以来となるアルバムをリリースした。
その間にオリジナル・メンバーのロン・アシュトンが亡くなり、1973年の『ロー・パワー』時の
メンバー、ジェームス・ウィリアムソンが入ってから初のアルバムとなる。
だからイギー&ザ・ストゥージズ名義なのかな。
しかもウィリアムソンはプロデュースもしているという。

まずね、このジャケがかっこよすぎる!
いつもの上半身裸の姿にダイナマイトを巻き付けて「いつ死んでもいいぜ」と言わんばかりの顔。
さすが60年代から何度も死にかけて(って大げさか?)、何度も蘇ってきただけあるよなw
単なるポーズに見えないところがまたね、凄いよ。

ストゥージズの名前を使ってはいるけど、かつての焼き直しのようなことはやってない。
今の若手バンドにちっともひけをとらないガレージ・ロック。
まだこんなパワーがあるのかよ、淫力魔人め!と思ってしまうねw

ちょっとだけ残念なのがもっと強力なリフの曲があれば良かったなというのと、
2曲ほど女性コーラスみたいのが入っているのがあって、
そこは男臭くていいじゃないの?って思った。
しかしそこを差し引いても素晴らしいアルバムだと断言します。

俺はこのアルバムをAmazonで注文して、届くまでの間に久々に前作の
『ザ・ウィヤードネス』を何度も聴いてハマっていたよ。
やはりイギーは「枯葉」を歌うよりも、こういう暴走的なのが合ってるね。

さて、イギー&ザ・ストゥージズとしての来日はいつですか?
間違ってもフェスじゃなくて、単独でお願いしますよ!