この時期、最近は街ではやたらとクリスマスがテーマのBGMが流れてますね。だったらこの曲も流せ!って思うのは俺だけではないでしょう。オリジナル・ラブの「X’mas No Hi」という曲で、
まだ、メジャーデビューする前の、インディー盤「Original Love」に収録されている。
タイトルが「クリスマスの日」ではなくて、「X’mas No Hi」と表記されているのは訳がある。まあ、それは、曲を聴けばわかると思いますが・・・。
クリスマスでの楽しい出来事(おそらく女がらみだろう)を待つものの、夜になってもそれはやってこなくて、癪に障って隣の家に火をつける。その炎が燃え上がる、「クリスマスの火」って訳ですよ。
もう発想がね、カッコいい、パンクですよ。「オリジナル・ラブ」ってバンド名なもんだから、きっと多くの人は甘いラブソングを歌うグループなんだって思っているんだろうなって。しかもヒットしたのが「接吻」や「プライマル」なだけに。
でもこのバンド名は80年代の今じゃかなりカルト的支持を受けているバンド、フィーリーズの曲から拝借したんだからな。
こういうパンク以降のニューウェイヴやポスト・パンクなところからオリジナル・ラブは始まっているんだから。
インディー時代の『Original Love』自体は今は手に入らないけど、
その前身である、レッド・カーテンの音源も収録した『RED CURTAIN -Original Love early days-』
で聴くことができます。
RED CURTAIN -Original Love early days- について
オリジナル・ラヴの前身、レッド・カーテンの音源が出る!!
RED CURTAIN -Original Love early days-オリジナル・ラヴの前身であるレッド・カーテン。俺は今まで1曲も聴いたことがなく、ほとんど幻だろうなんて思っていたのに、この2011年のいま、CDが出てしまうんだよ!...