ティアーズ・フォー・フィアーズ『Songs For A Nervous Planet』

Tears For Fears / Songs For A Nervous Planet

ティアーズ・フォー・フィアーズの新譜は、新曲4曲+ライヴ18曲の2枚組。なんでもライヴは映画 “Tears For Fears Live – A Tippin Point Film”として2日間だけ公開されたそうだ。

Tears For Fears / Songs For A Nervous Planet

  1. Say Goodbye To Mum And Dad
  2. The Girl That I Call Home
  3. Emily Said
  4. Astronaut
  5. Landlocked
  6. No Small Thing
  7. The Tipping Point
  8. Everybody Wants To Rule The World
  9. Secret World
  10. Sowing The Seeds Of Love
  11. Long, Long, Long Time
  12. Break The Man
  13. My Demons
  14. Rivers Of Mercy
  15. Mad World
  16. Suffer The Children
  17. Woman In Chains
  18. Badman’s Song
  19. Pale Shelter
  20. Break It Down Again
  21. Head Over Heels
  22. Change
  23. Shout

CDは2枚組で12曲目までがディスク1で、13曲目以降がディスク2になる。そして冒頭で「新曲4曲」と書いているが、俺が購入したのは “Target Exclusive”というバージョンで、新曲が5曲(5曲目が追加されている)のEU盤だ。

新曲5曲は前作 “The Tipping Point”にも通じる、いかにもTFFらしいメロディの曲が並ぶ。歌詞の対訳がないので細かいところは言及できないけど、1曲目はウクライナとロシアの戦争のことを言ってるようだ。2曲目は前作の時にバックトラックだけ作成していたようで、今回のために改めてレコーディングしたようだ。3曲目はアイデア自体は前からあったもので、4曲目は10年以上前から埋もれていた曲だったとか。

5曲目については不明。

そしてライヴ音源だが、これはもうTFFの歴史と言ってもいいようなオールタイムからの選曲で、前作の時のツアーからだから当然前半は”The Tipping Point”からの曲が多い。後半になると初期3枚、そしてローランドが1人になった時の”Break It Down Again”まで含まれている。

このライヴがとても良くて、映画日本でも公開してほしいと強く思った。いまのTFFはとても充実しているのだろうというのが伝わってくる。本人たちも、ライヴ・アルバムを作るべきと思っていたようだし。

Tears For Fears / Songs For A Nervous Planet

CDを開いたところ

さらに開いたところ

こうしてみると作りがとても良くて、これはフィジカルで購入して良かったと思った。

いや、マジで映画見たいんだけど。