J:COMの「Smart J:COM Box」からBlu-rayディスクにダビングする

 

J:COM WA8600

2018年2月に引っ越しをした際に J:COM のエリアが変わったので契約しなおした。その際にそれまで使用していたJ:COMのチューナーであるセットアップボックス(以下 STB)を返却し、契約しなおしたことで新しいSTBが設置された備忘録。

新しいSTBはHUMAXのWA8600という機種

以前のHUMAX JC-5100は容量が250GBだったのに対し、WA8600は2TBもあるので単純に録画可能時間も8倍ぐらいになった、結構録り溜めができる。なのでJC-5100と接続したPanasonic の DIGA DMR-BRZ1000とは引っ越してからは接続していなかった。しかしこの度録画した番組を他に人へ貸すためにBlu-rayディスクに焼く必要がでてきたので、接続を試みたわけだ。

ちなみに、以前の機種とBlu-rayレコーダーを接続した話はこちら。

J:COMのJC-5100で録画した番組をBlu-rayディスクに焼く
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用意するもの

機器同士を繋ぐものとして「LANケーブル」が必要。WA8600はLAN接続をすることでBlu-rayデッキへダビングが可能となる。

接続箇所は、WA8600は「ホームネットワーク」端子で、DIGAは「LAN」端子です。これで機器の接続はOKだが、それぞれの機器で設定が必要となる。

 

WA8600 WA8600は「ホームネットワーク」と書かれた端子

 

DIGA DIGAは「LAN」と書かれた端子へ

 

DIGA側の設定

「ネットワーク設定」を選択して「決定」ボタン。

DIGA設定画面

次に「かんたんネットワーク設定」と「ネットワーク通信設定」の選択肢が出るので「かんたんネットワーク設定」を選んで決定ボタンを押し、その後の選択肢はとりあえず「はい」でも構わないので決定ボタンを押す。

以下の画面になった場合は注意。今回我が家はSTBとDIGAをLANケーブルで直接つなげたので、「他の機器と直接接続」を選択しているが、間にルーターを挟んで接続しているときは「ルーターやハブと接続」を選択しましょう。

DIGA設定画面

次の画面では「有線」か「無線」を聞いてくるので、LANケーブルで接続したので「有線」を選択。その後も必要に応じて「はい」を選択して進んでいくと「かんたんネットワーク設定」が終了する。

最初の画面に戻るので今度は「ネットワーク通信設定」を選択して決定ボタンを押しましょう。

DIGA設定画面

以下の画面の中から「お部屋ジャンプ(DLNA)/スカパー!Link(録画)設定」を選択し、さらに次の画面で「お部屋ジャンプリンク機能」を選択。

DIGA設定画面

以下の画面のように「お部屋ジャンプリンク機能」が「入」になっていること、そして「アクセス許可方法」が「自動」になっていることを確認。違っていたら変更しましょう。

DIGA設定画面

これでDIGA側の設定は終了。ちゃんとした手順を見たい場合はPanasonicのページから「LAN録画」について調べていただきたい。

 

STB側の設定

次にSTB側の設定。リモコンでホームボタンを押すと以下のような画面になるので「設定・その他」を選択し決定ボタンを押す。

STB設定

画面が変わるので続けて「STB設定」→「通信設定」→「ネットワーク接続IP設定」と進む。以下のような画面が出たら「ホームネットワーク」の項目を探し、「設定実行」を選択して決定ボタンを押す。

STB設定

すると画面が変わり「接続方法」を聞いてくる。今回は有線LANの接続を行っているので「LAN接続」を選択し「次へ」ボタンを押し、IPアドレスの取得方法を「自動」として「次へ」ボタンを押し、変わった画面で「設定」を押して終了。

再びリモコンから「ホーム」ボタンを押して「設定・その他」を選択し決定ボタンを押し、今度は「接続サポート」を選択して決定ボタンを押す。

STB設定

「ネットワーク上の録画機器の設定」を選択して決定ボタンを押す。

STB設定

「新しい録画機器を追加する」を選択し決定ボタンを押すと、LAN接続した機器名が出てくるのでそれを選択して終了。

※下の画面ではすでに「DMR-BRZ1000」を接続済みなので表示されてるが、本来はこの時点では表示されない。

STB設定

STB側の設定はJ:COMのサイトに掲載されているのでそちらを見ていただきたい。

これでSTBとDIGAがお互いを認識したことになるので、これでダビングが可能となります。

 

準備完了、さっそくダビングを・・・あれ!?

さっそくDIGAへ録画した番組をダビングしてみる。STB側の「録画リスト」を開き、ダビング対象の番組を選択。「サブメニュー」にそれまでなかった「ダビング」というメニューが追加されているので、これを選択して「決定」ボタンを押す。

するとダビング先の機種が表示されるので「次へ」を押し、「xxのダビングを開始します。よろしいですか」と聞かれるので「はい」を押せばダビングが始まるはずが、始まらない。

機器はお互い認識しているのに、ダビングが開始されない。「はい」を押しても「新しい予約が追加されました」と表示がでるだけで何も始まらない。予約ってなによ。

これは単純なミスで、DIGAは引っ越してから設置していただけで、初期設定をしていなかった。そのせいで日付や時刻が正しくなく、STB側もいつダビング開始をすればいいのかわからなかったようだ。DIGAの初期設定で日付と時刻を現在に合わせてあげたらダビングが開始された。参考までに。

以上でWA8600からBlu-rayレコーダーへのダビング方法の説明は終わり。HUMAX側(J:COM)もDIGA(Panasonic)側もどちらも機器を接続するためのマニュアルはオンライン上にあります。もちろんPanasonic以外のシャープやソニーについても書かれているはずなので、根気よく探して読んでみればできるだろう。