out of noise
ピアノ曲は最初と最後だけ。ギタリストは何人も参加しているのにそれっぽく聴こえない。
ポップでもなければアンビエントでもない。
じゃあ何なんだという感じだが。
俺には「地球の音」に聴こえた。
大地や水の音。
空気や雰囲気的な音。
すごく壮大な感じ。
iPod では聴けない。
CDを再生してスピーカーから音を出して聴きたい。
サラウンドで聴いたら音がグルグルして、それこそ広い大地、海中から音を感じ取っているかのようだった。
タイトルこそ「アウト・オブ・ノイズ」だけど、「ノイズ・ミュージック」と言ってもいいだろう。
今回のアルバムは、分厚いブックレットの付いた豪華盤、薄いケースに必要最低限のクレジットが記載された簡易盤、そしてLPとダウンロードと、いろいろなフォーマットがある。
CDやLPはカーボンオフセットでエコにも配慮している。これはもう坂本龍一がここ何年も活動していることですね。俺は豪華盤を買ってきたが、ゲスト参加したミュージシャンのプロフィールや、1曲1曲についてのコメントらしきものや写真などが載っている。
でもただ音を聴きたいというだけであれば簡易盤でも十分だろう。豪華盤はあくまでもファン向けだね。