レココレのジミヘン特集は期待はずれだけど、増刊は素晴らしい

レコードコレクターズ2010年4月号
ハタチの頃から毎月欠かさず買っていた「レコード・コレクターズ」。2年前にも「飽きてきた」と書いたことがあったが、それでも特集によっては時々買っている。今回もジミ・ヘンドリックスのCDをついに買ったことから、ジミヘン特集を謳った4月号を買った。


しかし・・・内容としては期待はずれもいいところだった。何で“Valleys Of Neptune”だけしかフィーチャーしない?既存のオリジナル・アルバムについての言及は1ページにも満たないってどういうこと?昔の特集でも見とけってか。もちろん目玉としては”Valleys…” だけどさ、ちょっと不親切すぎるのではないだろうか?

あまりにも物足りない。これで「特集」とか言って欲しくないね。日本盤CDのリリースに合わせるために大急ぎで作りました感が強い。

ところで、この1週間はとにかくジミヘンだけを聴きまくりました。前回はまだ聴いていなかった”Electric Ladyland”も何度もリピート。最初は散漫に聴こえたんだけど、聴くにつれてすごいアルバムだと思うようになりました。

“Voodoo Chile”でのジミのギターとスティーヴ・ウィンウッドのキーボードのかけあいがすごく良い。まだ”Valleys Of Neptune”は聴いていません。オリジナル・アルバムを十分堪能してからにしようかと。まあ明日ぐらいには聴くと思いますが。

話は変わり、増刊号として出た「ボブ・ディラン・ディスク・ガイド」。これはいいね!2000年代のアルバムは特集されていなかったし、アルバムガイドからオリジナル・アルバム、編集盤、ブートレグ・シリーズ、参加しているレコードなどを網羅していて大変便利。昔のレココレはこれぐらい満足できる特集をやっていたのになぁ。