The Strokes / The New Abnormal
ザ・ストロークスが7年ぶりに6枚目となるアルバムをリリースする。俺はオフィシャルサイトでピクチャーディスクのアナログを注文した。あ、だから記事のタイトルはCDじゃないけど、まあいいか。
俺は彼らの5作目 “Comedown Machine” 以降にすべてのアルバムを聴いたのでリアルタイムではない。やはりザ・ストロークスというと最初の2枚が圧倒的に評価が高く、3枚目でちょっとトーンダウンし、4枚目5枚目では酷評が多くなってきているという印象だ。
そんな彼らの新しいアルバム、どんな感じなんだろうね。オフィシャルサイトですでに2曲ほどPVを見ることができるが、その2曲を聴く限りではまた酷評されるタイプかなって気がしないでもない。
ここ2作の酷評の要因は何かというと、ポップさにあるような気がする。そりゃあ1枚目や2枚目はヴェルヴェット・アンダーグラウンドやテレヴィジョンみたいなニューヨークのロックの流れを汲んだようなガレージっぽさがあって、それが評価されたわけだけど、それがアルバムを重ねていくと80年代ポップ・ロックな雰囲気が濃くなってきているわけだからね。そう、別にこれザ・ストロークスじゃなくても良くね?的なタイプの音楽だったりね。
俺は実はそんな4枚目(”Angles”)とか5枚目(”Comedown Machine”)が結構好きだったりするので、どのアルバムもすんなり入れるんだよね。
新しいアルバム “The New Abnormal” はそんな直近のアルバムを同じような雰囲気なんじゃないかって予想している。ただ、収録されている9曲のうち5曲は5分以上の長さがあって、今までの彼らの曲からするといままでに無さそうなタイプの曲が出てくるんじゃないかって期待もしてしまう。
全貌が判明するのはまだ1か月ぐらい先なので、それを楽しみに待ちたいと思う。