80年代のディスコ・メドレー「スターズ・オン」

STARS ON LONG PLAY

俺が洋楽を聴き始めたのが13歳、1981年のことだった。最初に作ったカセットテープは当時のヒット曲をFMから録音したもので、その中には今ではそれを「覚えている」人にしか語られないような曲もいくつかある。

 

そんな1曲が「ショッキング・ビートルズ・45」、スターズ・オンによる全米No.1ヒット曲だ。とりあえずビートルズの曲をメドレーにしたものということは当時から知っていたけど、それ以上のことは俺も知らなかった。

他にもストーンズとかスティーヴィー・ワンダー、アバなんかをメドレーにしていたようだけど、それらは聴いた記憶がない。80年代を回顧した特集でもスターズ・オンの名前は出てくることが少ないので、当時リアルタイムで聴いた人たちぐらいしかその名前を知っている人はいないんじゃないかと思っている。後追いで知っているなんて、よほどの変態か知ったかぶりだろう。

写真のレコードは、そのスターズ・オンのアルバムなんだけど、先に書いた「ショッキング・ビートルズ・45」が「33」となっている。これは単純でシングルは45回転だから「45」だし、これはLPなので「33」というわけだ。しかもこの「ショッキング・ビートルズ」というのは邦題だったそうだ。正確には “STARS ON LONG PLAY” が正しいタイトルで、このレコードを手に入れて初めて知った。

A面がビートルズのメドレーで15分ぐらいある。そしてB面はディスコとロックンロール、次が50年代を中心としたロックンロール、最後が60年代のロックンロールといったメドレーが3曲収録されている。

レコードに入っていたライナーノートに記載の曲目を以下に載せておく。見えにくいかもしれないので、Wikipediaの解説(英語)もリンクしておく。

STARS ON LONG PLAY

このライナー・ノートの解説によると、スターズ・オンはオランダの覆面グループでメンバーの詳細は不明。しかし演奏、アレンジそして歌もとても良く、特にA面のビートルズ・メドレーは29曲をよくもまあうまく繋げたよなと思う。そして当時から話題になったのはジョン・レノン役のシンガーの声がそっくりなこと。だから俺は当時このメドレー(45のほうね)を聴いた時はビートルズ本人たちなのかと思ったぐらい。

そしてそれをディスコっぽくしているのがまた凄い。元曲をディスコアレンジにしているわけではないのに、メドレーにすることで妙にディスコっぽいんだよね。そして当時の人たちはこれで踊っていただろうというのも想像つく。

もうどうせなら聴いてもらおうか。最初の1分半ぐらいはスターズ・オン・メドレーのお決まりのテーマなので「ビートルズじゃないじゃん」と思わないように。

彼らのLPは他にも3枚あるようで、他も聴いてみたいところだな。