今朝起きてからTwitterを開いたら何やらメンション(俺宛のツイート)がきていた。パッと見英語で書かれていたので、ある種のスパムかなと思ったが音源が貼り付けてあった。
You're gonna dig this shoegaze punkish EP, have a listen https://t.co/zPpiuLU1Cm
— GOOD LIFE (@RICHxROCKER) July 15, 2019
ずいぶん前のツイートに対するレスだなと思ったんだけど、恐らくソニック・ユース関連で拾ってくれたのだろう。「シューゲイズなパンクEPを探しているなら聴いてみて」みたいなことが書かれていて、朝の支度のさなかに再生してみた。
バンドの名はGrow Rich。Bandcamp にページがあったので見てみると、インドネシアのジャカルタで活動しているらしく、バンドではなくAbdur Rahim Latada (ごめん、読めない)というメンバーのソロ・プロジェクトっぽい。2017年に最初のシングルをリリースし、2018年には1枚目のEP、そして今回紹介してくれたのがリリースしたばかりの2枚目のEP “Frantic Semantic” だ。
このEPと過去のリリースも聴いてみたが、間違いなくパンクやオルタナティブ・ロックへの多大なるリスペクトを感じる。英語の歌詞もあればインドネシアの言葉と思われる歌詞もある。そしてほとんどの曲は3分に満たない短さが簡潔で気に入った。
インドネシアの音楽シーンは何もわからないので、こういう音がどんな位置づけにあるのか想像つかない(いや、なんとなく想像はつく、多くはないと思う)けど、掘り下げていったら結構面白いかもしれない。
SpotifyにもGrow Richの音源はあるので、ぜひ聴いてもらいたい。ただし、Bandcampよりも登録されている曲数は少ないけどね。
それにしても、ここ数週間で新しいバンドをオススメしてもらって、そのどれもが素晴らしいんだけど、勧めてくれる人が俺のブログなりツイートを拾って「合うかもしれない」と判断して勧めてきてくれているのかと思うと、とても嬉しくなる。
自分で「こんな感じのバンド」ってイメージしながら探してみるんだけど、どうもアンテナに引っかからないんだよね。若いころというか、近年までは自分の耳こそがすべて、他人のオススメなんてあてにならないと思っていたのに。いつからこう変わったんだろう。でも良い傾向だと思っているし、これまでにない世界を見せてくれる方々に改めて感謝します。