Yellow Magic Orchestra / NEUE TANZ
突然リリースされた(と自分では思っている)YMOのコンピレーション・アルバム。入手する1日前にたまたま知ったんだけど、選曲をテイ・トウワが行い、リマスタリングをまりん(砂原良徳)が担当しているという、ちょっとこれは手に入れたいなと思って速攻注文したものである。
YMO / NEUE TANZ
- 開け心 – 磁性紀
- バレエ
- ライオット・イン・ラゴス
- ザ・マッドメン
- ガラス
- 新舞踊
- カムフラージュ
- ジャム
- シムーン
- キュー
- ファイアークラッカー
- マルティプライズ
- スポーツマン
- 体操
- 千のナイフ
- ナイス・エイジ
選曲は『BGM』と『テクノデリック』を中心し、メンバーのソロ・アルバムからの曲も含まれているが、「テクノポリス」や「ライディーン」といった代表曲というか『ソリッド・ステイト・サバイバー』から1曲も選曲されていないところが良い(あと『浮気な僕ら』からも)。選曲とリマスタリングをした2人のこだわりが垣間見えるコンピレーションであって、ベスト・アルバムではないということですね。
俺は「開け心 – 磁性紀」って曲名は知っていたものの、これまでに聴いたことがなかったので1曲目に収録されているのが嬉しい。あと、『BGM』と『テクノデリック』も90年前後に出たアルファ盤をずっと愛聴してきただけに、今回のリマスタリングで特に『BGM』の曲が素晴らしく良く聴こえるようになった。こんな音も入っていたのねと改めて気づいたぐらい。
YMO40プロジェクトではボブ・ラディックって人がリマスタリングするらしいが、どうせなら全部まりんでもいいのにとか思ってしまった。いずれにしても楽しみなんだけどね。