ヤバイTシャツ屋さん、メジャーデビュー!

ヤバイTシャツ屋さん

「ヤバイTシャツ屋さん」バンド名ですよ、はい。ヤバイTシャツを売っているわけではないです。大阪芸術大学のサークルで結成された、こやま(gt, vo)、しばた(ba, vo)、もりもと(dr)の3ピースバンド。当初はサークルのライヴなどで活動していたようだが、徐々に活動の場を広げてここ1年で急激に動員を増やし、本日8/12には大阪のBIGCAT(キャパ800人ぐらい?)でワンマンをやっていたのです。しかもそのワンマンの会場で、11月にメジャーデビューするという発表をしていた(ツイキャスで見た)。すげえぞヤバT、おめでとう。

彼らの曲は面白いですよ、「喜志駅周辺なんもない」とか「天王寺経由してなんば」等の自分たちの生活圏の歌だったり、「あつまれ!パーティーピーポー」や「Tank-top of the world」みたいなある種の人物たちを茶化したかのような歌や、「反吐でる」のような真面目なタイプの歌もあり、そして個人的極め付けは「ネコ飼いたい」で、「ネコ!ネコ!ネコ飼いたい!」をひたすら繰り返すところはザ・スターリン「天プラ」に匹敵する名曲なんじゃないかと思っているほどだ。

そんなヤバT、本日はワンマンライヴを行い、その中でメジャーデビューを発表したのだが、その時のMCで印象的だったのは、彼らを認めてひたすら背中を押した三国ヶ丘FUZZというライヴハウスの「田原さん」という人のこと。こやまは「田原さんが(僕らの)目標を立ててくれて、僕らは田原さんの言うとおりにしてきただけ」みたいなことを言ってたのだけど、その姿勢が今の彼らに成功をもたらしているんじゃないかと思ったんだよね。彼らのことを知ってまだ1ヶ月足らずなんだけど、YouTubeでいろいろとインタビューなどを見て印象的だったのは彼らの素直さで、そういうのを見て彼らはこんなところで留まるようなバンドじゃないなと思っていた。それが今日の発言を聴いてやっぱりそうだと確信したんだよね。恐らく彼らはサークルでバンドを始めて、最終的なゴールは特に描いていなかったところに「田原さん」と出会い、アドバイスをもらうようになったんだろうと推測するけど、そこで「俺たちは俺たちのやり方で」とならなかったのと、音楽的なポテンシャルがあったから、後押ししてくれる人たちがたくさん出てきたのだろう。俺はそう思った。でも実際のところどうなんだかわからない、だって俺も田原さんと同じように「頭がおかしい」ので勝手に解釈しているんだけどねw

ヤバイTシャツ屋さん、11月にユニバーサルミュージックからメジャーデビューをするそうだ。恐らく上の写真にある曲が新録音で収録されるのだろうけど、早く聴きたい。オリコンチャートの「8位」を狙っているみたいだから、是非とも達成したいよね。俺みたいなおっさんを夢中にさせるバンドはなかなかいないからなおさらね。そしてライヴが観たい。

※写真のCDはCDショップには売ってません。ヴィレッジ・ヴァンガードで入手可能です。
詳しくはヤバイTシャツ屋さんの公式サイトへ。