ビートルズのリマスター再発まであと3日となりました。モノラル・ボックスの予約をAmazonとHMVにしたのは前に書いたとおりですが、未だ連絡は来ていません。8月後半にモノラル・ボックスを予約した人の中には出荷が10月になる旨のメールがAmazonから来たという人もいるようで、7月後半に予約した俺は果たしてどうなるのだろうか、今も不安です。
ところで、今までCDで販売していたビートルズのアルバムのうち、初期の4枚はもともとモノラルでのリリースでした。
“Please Please Me”
“With The Beatles”
“A Hard Day’s Night”
“Beatles For Sale”
なのでこの4枚はいずれステレオ盤も買うことになりそうです。むしろ俺はステレオの方が聴きたい気分。
mixi のビートルズのコミュニティでは初期4枚ステレオ盤の「泣き別れ」について触れられていました。もともと、ビートルズがレコーディングをしていた1960年代前半はモノラルが主流だったため、後のステレオ盤は一度録音したテープから、ヴォーカルは右、ギターは左・・・みたいに無理やり音を左右に分けていたのです。
だからこの辺のことを知らない人がいきなり “I Saw Her Standing There”を聴いたときに「音がちゃんと出ない!」なんて思っても不思議ではありませんが、欠陥品ではないのです。
でも違和感をおぼえる人は多いかもしれませんね。ヴォーカルがスピーカーやイヤホンの右側だけしか鳴ってないとかが普通にあるので、電車で2人でイヤホンを1個ずつつけて聴くとか、左右のスピーカーがやたらと遠く離してあるお店でのBGMとか、そんなシチュエーションには向いてないですね。俺は違和感はないんですよ、むしろ大好きです。
中学生の時に初めて聴いたビートルズはステレオだったので、むしろ懐かしいかも。今も “Twist and Shout”のステレオを聴いているけど、ヴォーカルとコーラスは左チャンネルからしか流れてないよ。だから初期4枚はステレオ盤も個人的には必須と思っています。
いや、でも結局は全アルバムだよね。『ホワイト・アルバム』はモノ、ステレオ両方ほしいし。だけどステレオ盤は単品で揃えていくと思う。ボックスは邪魔だし。