デヴィッド・ボウイ『Station To Station』が2010年に4枚組で再発とか

David Bowie / Station To Station

デヴィッド・ボウイのオフィシャルサイトのニュースによると、1976年のアルバム “Station To Station” を4枚組として再発する予定があるそうだ。ソウルフルな前作 “Young Americans”と次のベルリン3部作にも通じるヨーロッパ的な雰囲気が融合された名盤と呼ぶに相応しいアルバムだよね。俺もこの時期のボウイのアルバムをいちばん多く聴くかな。

“Young Americans” と “Low” と”Station To Station”が好きだな。本当に天才だなって思うんだよね、この3枚を聴くと。ところで4枚組と書いたけど、どういう内訳になるのか。ディスク1はオリジナルのアルバムで、ディスク2はその5.1チャンネルDVD。そしてディスク3と4が目玉なのかと思う。オフィシャルには “Nassau Veteran’s Memorial Coliseum March 23rd, 1976″と書いてあって、つまりこれは “Station To Station” のツアーのライヴ録音ということ。結構ブートレグでも出ているから、ファンにとってはもっと他の音源ないのかと言いたいところだろうが、この音源を同アルバムのプロデューサーHarry Maslin によるミックスが施されているそうだ。かなりいい音で当時のライヴ音源を聴くことができるわけだ。

因みにライヴの曲目は以下の通り
01. Station To Station
02. Suffragette City
03. Fame
04. Word On A Wing
05. Stay
06. Waiting For The Man
07. Queen Bitch
08. Life On Mars?
09. Five Years
10. Panic In Detroit (with most of drum solo edited out)
11. Changes (with band Intro)
12. TVC 15
13. Diamond Dogs
14. Rebel Rebel
15. The Jean Genie

俺はブートレグは聴いてないけど、この曲目の中ではすでに”Word on a String” と “Stay” は聴いていることに気がついた。20年前にアルバムが再発された際にボーナストラックとして入っていた。その後EMIから再リリースされた盤には入っていないけどね。しかし何でこの時期にこのような仕様で再発なんだろうね。1969年の”Space Oddity” も未発表曲満載の2枚組で再発されるんだけど、こちらは40周年記念ってことだけど、”Station To Station”は来年でも
34周年って半端なのに。まあでも出たら出たで嬉しいから深く考えなくてもいいか。2010年の前半に出るらしいから。