音楽を聴く者であれば誰でも、生涯の愛聴盤というものが出てくると思います。
今回はそんな俺の「心の名盤」10枚を2回に分けて紹介します。
LED ZEPPELIN / 1st
16歳の時に聴いて衝撃を受けた1枚。それまではMTVヒットの曲ばかりを聴いていたのですが、このアルバムを聴いてからの音楽嗜好を思い切り変えられてしまったのです。
彼らのすべてがすでにここに詰まっている、この1stアルバムが最高峰でしょう。ジミー・ペイジも言ってるよ、「1stがすべてだ。あとはそれをどう展開していくかだけだった」と。
PINK FLOYD / The Wall
ピンク・フロイドといえば今では『狂気』の方を好んで聴きますが、俺をひねくれた道へと誘ってくれたのはこのアルバムでした。
それまで聴いていたヒットチャート向けの曲たちとは明らかに違う空気。真っ白なレンガの壁のジャケットにも関わらず、何かどす黒いものを感じたものです。今思うとコンセプト的には古臭いけど、16歳直前のガキには強烈でした。
このアルバムを最初に聴いてしまったばかりに、フロイド=ロジャー・ウォーターズと今でも思っているのです。
PETER FRAMPTON / Frampton Comes Alive!
このジャケットは小学生だったころにはすでに見覚えがありました。それだけ当時はヒットしたのでしょうね。だって8歳ぐらいの時だよ。ちゃんと聴いたのは18歳になった頃だったかな。
優れたライヴ・アルバムというのはたくさんありますが、このアルバムほどアーチストとファンの繋がりが感じられるものは無いでしょう。コアなロック・ファンからは黙殺されてしまうアルバムだけど、これからも10枚選べと言われたら必ず挙げる1枚だと思っている。
THE BEATLES / (White Album)
ビートルズで1枚と言われたら、迷わずコレですね。この多彩な曲を曲間を無くしてつなげてしまった強引な編集も凄いし、それまでのポップ・ミュージックであれば「ヘルター・スケルター」や「レヴォリューション9」などは絶対に収録されなかっただろうし、ビートルズのやってきたことが今のロックにどれだけ影響を与えていることやら。その最たる例が『ホワイト・アルバム』だと思っています。このアルバムと同じ年に生まれたことに喜びを感じますよ、ホントに。
STEELY DAN / Gaucho
もし無人島に1枚と言われたらもって行くのがこの『ガウチョ』です。21歳の時に初めて聴いたときは、ごく普通のロックというかAORだなって思ったのですが、何度か聴いているうちにもの凄い緊張感を覚えたのを今でも思い出します。
何このスカスカだけど密度の高い音は?もし1音でも欠けたら曲がバラバラになってしまうんじゃないか?そんな風に思ったのです。以来20年間、スティーリー・ダンの虜となってしまっています。
以上、前半の5枚を紹介しました。割とベタなチョイスですが、今の自分の音楽観を付けてくれた素晴らしいものばかりです。では、次回は残りの5枚を。
コメント
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はじめまして。じょんぽーると申します。
ニックネームの通り、ビートルズ大好き人間です。(ファンクラブ歴26年)
そんな私ですが、彼らについてはまだまだ知らないことは多い!
というわけで、とりあえず、ビートルズがメジャー・デビュー後、活動していた1962〜1970年の8年間を、日記・記録としてまとめてみました。自分の勉強も兼ねて、です。
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それでは、お互いに、今後ともビートルズを愛してまいりましょう。
失礼いたしました。
johnpaulさん
返信が遅くなりすみません。
メルマガをやられているのですね。
面白そうな内容なので、読まれる方が増えるといいですねぇ。
私も登録してみようかと思います。