趣味が合う同士の会話ってこんなもんだよね(笑)

「俺、iPod で久々に(キング・)クリムゾンの”USA” 聴いてるんだけど、エディ・ジョブソンのバイオリンが攻撃的だよねぇ。デヴィッド・クロスもこのぐらいやってれば面白かったのに。」

「そういやバイオリンが入ったロックってどれも良いよね。カンサス、PFM、ELO、キンクリ、UK、まだまだあるはず。」

「ELOといえば、俺は1枚目と2枚目と『タイム』と『シークレット・メッセージ』しか未だに聴いてないよ。間はどうしたんだ!」

「ってことはUFOジャケ3部作は聴いてない?個人的に最高傑作は『ディスカバリー』に一票入れたい!」

「あー、その辺はまったく・・、代表曲ぐらいしか知らないんだ。電車男なんぞで『トワイライト』使いやがって!俺の洋楽原体験が・・・」

「その頃レンタル屋では『タイム』で貸し出し中ばかりだったらしい。CMでクィーン使うのもいい加減止めて欲しいよね。」

「あー、同感!今この辺のバンドのCD買ったりしたら、店員から最近聴き始めた後追いの奴って思われそうだよね」

「うわ~、分かる。店員が『カラオケででも披露するのかい?』みたいな顔しちゃったり。いい迷惑だよな。」

「で、必ず決まって『伝説の・・』って枕詞で紹介されてね。良い部分しか取り上げないし。クイーンだってパッとしない時期があったのに、いかにもキャリアすべてが素晴らしいものだったみたいに言われる。」

「そうそう、『伝説の』に惹かれてCD買っちゃう奴の部屋にはベスト盤しかなかったりする。」

「そうそう!それでファンとか言っちゃうんだよね。例えベスト盤だけでも、そこから横へ広がるならまだ良いけどね。電車男とかにスティーリー・ダンが使われないだけまだましだな。」

「電車男にSD!そんなことになったらフジテレビに抗議の電話100万回かけるよ!逮捕されても俺の名前は日本中のSDファンに焼きつく(爆)」

「100万回(爆)!でも俺もきっとハラワタ煮えくり返るだろうな。そうならないことを祈るよ。20代だろうが30代40代であろうが、きっとこんなこと言ってる奴らはたくさんいるだろうね。」

上の会話、もちろん1人は俺です。