Chicago / Live In Japan
※イマコレ=「今ごろコレ聴いてる」「今まさにコレが俺にキテル!」的なアルバムなどをピックアップして紹介します。
ここ半月ぐらい、シカゴのアルバムばかりを聴いている。2012年の終わりごろに、初期のスタジオ録音のアルバムを10枚にしたボックスを購入して、ちょくちょく聴いてはいたのだけど、最近になってハマったのです。
とりあえず、80年代の『シカゴ16』までは押さえたものの、あの驚異の4枚組ライヴ盤である『アット・カーネギー・ホール』を今度はと思っているけど、その前にまず『ライヴ・イン・ジャパン』を手に入れた。
Chicago “Live In Japan”(1975年リリース)
Disc1
01. Dialogue (Part I & II)
02. A Hit by Varèse
03. Lowdown (Japanese Version)
04. State of the Union
05. Saturday in the Park
06. Ballet for a Girl in Buchannon
06-01. Make Me Smile
06-02. So Much to Say, So Much to Give
06-03. Anxiety’s Moment
06-04. West Virginia Fantasies
06-05. Colour My World
06-06. To Be Free
06-07. Now More Than Ever
07. Beginnings
08. Mississippi Delta City Blues
Disc2
01. A Song for Richard and His Friends
02. Does Anybody Really Know What Time It Is? [Free Form Intro]
03. Does Anybody Really Know What Time It Is?
04. Questions 67 & 68 (Japanese Version)
05. 25 or 6 to 4
06. I’m a Man
07. Free
これは彼らの2度目の来日公演で、大阪フェスティバルホールでのライヴを収録している。当時は日本のみでのリリースだったそうで、今はアメリカのライノレコードから再発されている。俺が買ったのもライノ盤だ。
アルバムで言うと、”Chicago V”が出る直前のようでライヴ冒頭で4曲が披露されている(Disc1:01, 02, 04, 05)。そしてこのライヴアルバムが”Live In Japan”である所以は、日本語で歌われている “Lowdown”と”Questions 67 & 68″が収録されていることだろう。ちょっと歌詞カードをちゃんと見ないと、何と歌っているのかいまいち聴き取れないが、やはり英語で歌われるオリジナル・バージョンとは違って面白いね。
あとは代表曲ともいえる曲が目白押しで、70年代のベスト・アルバムと言ってもいいんじゃないかと思う。個人的にはDisc1の”Ballet for a Girl in Buchannon”が気に入っている。あとは、”Mississippi Delta City Blues”も良い。
Disc2だとラスト2曲が白眉。”I’m A Man”のドラムソロのあとからそのまま”Free”に流れていくところなんかは最高の盛り上がりをみせている。
意図しての構成なのかわからないけど、Disc1と2ではカラーが違っていて、これも聴く面白さがある。
ところで、シカゴに改めてハマった理由は、2月にWOWOWで見たグラミー賞。そこで彼らが”Does Anybody Really Know What Time It Is?”を演奏していて、ブラスセクションがかっこいいなぁと思い、アルバムをとっかえひっかえ聴くようになったのです。実を言うと、ストーンズの来日公演の前後もシカゴばかり聴いてたんだよね。
今度は『アット・カーネギー・ホール』を買おうと思っている。そして他の未聴のアルバムも順次聴いていかないと。
コメント
hiroumi 様
こんばんは
シカゴを一気買いとは・・・・・・
色々と鍛えられそうですね。
個人的には
革新的なブラスロックたる初期が好きです。
日本語で歌ってくれるというサービスには
まったくもって弱いですね、我々は。
GAOHEWGIIさん
一気買いというか、初期10枚がセットになったのがありまして、
出た当時3000円弱という破格だったので勢いで買ったのですw
それがもう1年以上前なんですが、1年経ってようやくいろいろ聴くようになって、
実はまだ今週もシカゴばかりを聴いています。
リアルタイムのファンの方々が一様にシカゴは5枚目までとおっしゃってますが、
それも分かるし、それ以降の政治色が薄くなってバラードがちょっと増えて、
多彩になってきたころも気に入ってます。
(テリー・キャスがいた時代までかな)
日本語バージョン、スタジオ録音もあったみたいで、
今度はそれを欲しいと思っています。