Kathleen Ivanka(キャスリーン・イヴァンカ)、サブスクでオススメされたので何気に聴いてみたら、楽曲に一気に引き込まれた。
パッと見、坂道グループのアイドルにいそうなルックスの彼女だが、楽曲はそのイメージをいい意味で裏切る。緻密な作り込みがされていて、つい何度も聴いてしまう。
彼女はインドネシア、ジャカルタ出身の23歳。以前は「KAITE」という名前で活動していたらしい。オーストラリアのメルボルンで音楽スキルを磨き、新しい方向性を模索しながら独自のサウンドを追求しているとプロフィールにはある。
YouTubeやサブスクでは、まだ3曲しか公開されていないが、その中の1曲 “Scale”、これはタイトルが「体重計」のようで、痩せることに苦しんでいる女性の気持ちを歌っているような内容に聴こえる。わずか2分半の曲で、最後の1分間はちょっと恐ろしさを感じる。
2024年にはアルバムを予定していたものの、まだリリースには至っていない。本人のコメントによるとアルバムでは自身の感情や創造性が詰まったユニークなポップサウンドが期待できそうだ。2025年にはリリースされるだろうか。
インドネシアには俺の耳目を集めるミュージシャンが多い。Thee Marloesや、他にもいくつかインドネシアのミュージシャンを聴いてみたが、これがどれも良い。アジア圏だと韓国、中国、台湾の音楽シーンが注目されやすいが、インドネシアも侮れないと思っている。