いまの私はビートルズに飽きているようです

The Beatles / Revolver

ええ、タイトルの通りです。いまの俺はビートルズへの興味が薄くなっているようです。『リボルバー』のスペシャル・エディションが出るじゃないですか、それに全く興味が沸かないんですよね。

ちなみに、『リボルバー』のスペシャル・エディションとは、5枚のCDから成るボックス・セットで、以下のようなものなのです。

CD1:オリジナル・アルバム ニュー・ステレオ・ミックス
CD2:セッションズ(ステレオ&モノ)
CD3:セッションズ(ステレオ&モノ)
CD4:『リボルバー』 オリジナル・モノ・マスター
CD5:『リボルバー』EP

CD1はジャイルズ・マーティンによる2022年ミックスってことでしょ?CD4はモノラル・アルバムだし、CD5は「ペイパーバック・ライター」と「レイン」のモノとステレオを収めたEPだし、目玉的存在のセッションズも正直そんなに魅力なし。

そんなわけで買う気にはなれないのです。

『リボルバー』は初めて買ったビートルズのLPでもあって、それなりに思い入れはあるんだけどねぇ。「トゥモロウ・ネヴァー・ノウズ」のモノ・リミックス11が入っていたらちょっと考えたけど。

 

この、ビートルズに飽きてきた現象は、実は『レット・イット・ビー』のスペシャル・エディションが出た後からなんですよね。というのも、あんなに切望していた同タイトルの映画版が『ゲット・バック』として復活したものの、あまりにものボリューム(7時間とか8時間)で見る気が失せたんだよね。ちげーよ、映画『レット・イット・ビー』をリマスターしろよ、険悪だったといわれてたのが実はそうじゃなかったとかじゃねえんだよって思ってしまってね。

歴史の見直しは必要だとは思うけど、まずはオリジナルのフォーマットをちゃんとするところからだろとか思ったりして『ゲット・バック』は未だに見ていません。これがね、セッション音源が8時間分リリースされましたなら喜んで聴くけど。

 

そんなわけで、いまはちょっと冷めてます。しかしだからと言って全く聴いていないわけではないし、何かのきっかけで熱が戻るかもしれないけど、『リボルバー』のスペシャル・エディションは何で今?って感じでしかないのです。『プリーズ・プリーズ・ミー』がリリースから今年で60年だからむしろこっちじゃないのかよって思いもあるのですが。初期の音源をいじくるのはジャイルズ・マーティンでも難しいのかね。

タイトルとURLをコピーしました