例えタワレコが無くなっても俺は悲しまないだろう

HMV渋谷店、さようなら。
さて、今日で渋谷のHMVが閉店ですね。
ツイッターや色んなブログや記事で、閉店を惜しむコメントを見たし、
一般のニュースでも取り上げていたね。
インタビューを受けてた人も「悲しいです」とか言ってた。
でもね、JOJO広重さんも昨日言ってたけど、
HMVが閉店の日をむかえることになった原因のひとつに
CDが売れなくなったってのがあるんだろうね。
大型店舗を構えてまでやる必要がなくなったのだろうし。
まあそこは俺は言及するつもりはない。


俺は正直、今回HMVが閉店したところで、
多少残念だと思ったぐらいで悲しくもなんとも無い。
HMVではそれほどCDを買ってないんだよな。
90年代の渋谷店は割りと他所では見かけないようなアイテムが
揃っていて、見ているだけでも面白かった記憶がある。
だけどJ-Popのフロアが1階に来てからはなんか普通の店って感じだった。
そう、もう「CDショップで見る」ということにワクワク感が無くなった。
スタッフのレコメンドといいつつも商業臭さが前面に出たディスプレイや、
その店ならではこだわりってのが薄れてきてからダメだなって思うようになった。
最初に閉店のニュースを聞いたときも当然かなって。
そう、俺にはディスクユニオンとレコファンがあれば十分だよ。
ネットはAmazonがあるし。
でも、HMV渋谷店、20年間お疲れ様でした。

コメント

  1. Bing より:


    その通りだと思います。
    WAVEが無くなった時はもっと悲しかった。
    若かったこともあるけど、WAVEは音楽について多くのことを教えてくれたし、
    自分の興味の世界を広げてくれた。
    HMVもいい時期が多少はあったような気はする。
    渋谷系をプッシュしてた頃かもしれないけど。
    そこにはHMVならではの企画や編集やアンテナがあったから。
    最後数年のHMVにはほぼ無かった。
    ジャズ売り場もダンス系の売り場も新しい情報や視点といった触発される発見は無く、
    ただCDというモノが売るために並べられているだけだった。
    ポイント制度の見直しをした時に、買い支えて続けるだろう購入者は誰かを見誤っていると確信した。音楽好きがHMVで買わなくなったら、潮を引くように売れる枚数は減るのは明確で、おそらく多くの音楽好きは最後の見切りを付けたんじゃないかと思う。
    音楽好きが話をできる店員がいるCDショップはまだ続けられるだろう。
    ディスクユニオンというのはよくわかる話だと思います。実際自分もよく買います。
    まだまだ企画力と選択眼があるショップは高付加価値ショップとして残るでしょうね。
    CDショップというのは情報売るサービス業でもあったわけですし。

  2. hiroumi より:


    Bingさん
    同じです、自分も池袋のWaveでかなりを学びました。
    スライの”Fresh”買ったら中身が入ってなかったとかもあったりw
    まだ90年代は各ショップ独自の色がありましたね。
    あの頃がなつかしー。

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