自身のブログで実の妹のインタビューを載せるというとても面白いエントリーを見つけてしまった。
(正確には人から教えてもらったのだが)
ROCKIN’ ON 妹 – by ロベルトノート
それまでポケモンとハム太郎が好きだったはずの妹さんが17歳になり、
ロックと出合ったことでアイデンティティが変わってしまったことに、
筆者の方は驚きを受けたようだ。気持ちは分かる。
俺にも妹がいて、いつからかプリンスを聴くようになったのだから。
未だに何がきっかけでプリンスだったのかがよくわからん。
まあそれはともかく、そんなアイデンティティの変わった
妹にインタビューをしようという発想がものすごく面白いし、
実際にインタビューの内容も面白かった。
インタビューの詳しい内容は実際のものを見てもらうとしても、
注目すべき発言がいくつかあるので、俺のツボにはまったものをいくつか挙げようと思う。
「カラオケだけ流して、歌ってるだけとか、歌って踊ってるだけ、みたいなのは嫌い」
これすごくわかる!俺も中学生のときにそう思ったね。
その憎悪の対象ってのは俺の場合は歌謡曲だったけど、
今だったらJ-Popがそれにあたるんだろう。俺は今でもそういうのはキライだしな。
妹さんはバンド(もしくはバックで演奏)しているものではないとダメだと言う。
それに対して筆者の方がこう質問する
「演奏してても音楽的にさ、こいつらロックじゃねえな、ダセーな、とかあったりしないの?」
これに対して彼女は答えが出ず黙ってしまう。
きっとまだそこまでは「ロック」を聴けてはいないのだろう。
それは数聴きゃ体で覚えるようになるよ。
俺は彼女のここに来年は期待したいと思った。
他にも良いこと言ってるよって思うことが多々あるが、なによりもすばらしい発言がこれ
「音楽は…、ロックは、ロックに愛された者じゃなきゃムリだと思う」
受け売りかもしれないが、高校生のとき、俺はこんな風には思ったことがないと覆う。
今じゃすっかりひねくれてしまったがためにやはりこんな風には思えないしww
全編を読んで感じたのは、彼女のロックに対する純粋な気持ち。
そうだよ、若いうちはこうでなくては。
なんだか自分が10代だったころを思い出した。
今は忘れてしまっているけど、同じようなことを思っていたはず。
だって形は変わったかもしれないが、今でも思うこといっぱいあるし。
ロックを達観した者たちよ、これを読んで自分の原点に戻ってみるが良いww
ほんとすばらしいインタビュー。
このインタビューを毎年1発目のエントリーにするというから、
妹さんのロックがこの1年でどう変わるか楽しみだ。
コメント
ロベルトノートは私も愛読者です!
毎度、記事には爆笑させてもらってます。
今回の妹インタビューもおもしろかったですね。
若いときはひねくれた、というかみんなとは違うんだから!のような気持ちになりがちですよねw
popfreaksさん
思いましたねぇ、若いときは。
「俺はオマエラと違うんだ!」って。
あ、俺は今でもそう思っているけどね・・・w