恐らく、俺は今までこのブログの中でGoogle MusicやApple MusicとかSpotifyのことを書いた事がないと思う。なぜなら俺はストリーミング・サービスを否定していたから。ストリーミングで聴くなんて怠慢だと思っていたからだ。
ストリーミングで聴くことを否定してきた理由は
- 聴きたきゃCD買って、時には失敗しろよ
- 自分のiTunesに入っている音源を聴くだけで精一杯だっつーの
- ストリーミングで聴いて知った気になってんじゃねえよ、それでも音楽好きかよ
なんて思っていたりしたわけですが、ここ数日で今までそう思ってきたことを覆すことになってきたっぽい。
その理由はBandcampだ。Bandcampとはアメリカに本拠地を置く音楽配信サービスで、主にインディーズ系のミュージシャンが自分たちの楽曲を好きな値段で販売している。
ここ数日で書いた台湾のサンセット・ローラーコースター(落日飛車)や”noWhere”といった作品はBandcampから購入した。さらにBandcampはユーザー登録した人に対して、スマートフォンアプリでのストリーミング提供も行っている。これが俺の考えを変えるきっかけとなっている。
何度もしつこく書いてアレだけど、落日飛車を知ってからいろいろ調べているうちにわかったことは、かつてBoyz & Girlという4人編成のバンドがあって、メンバーのうち3人(國國、尊龍、Jon)はForests(森林)を結成し、國國と尊龍は落日飛車でも活動している。そして残りの1人斑斑はSkip Skip Ben Ben(「バンバン」と読む)というソロ・プロジェクトを行っているし、斑斑は「雀斑 Freckles」というポップ・グループでの活動もしているという、これだけでも複雑なファミリーツリーが作れそうな感じなのある。
これらのバンドはどれもBandcampで配信していて、試しにSkip Skip Ben Benの作品を聴いたらこれまた俺のツボなんですよね。雀斑も森林も良くて、あれこれ気になってしまっている。そんなわけでBandcampを使ってストリーミングにて聴いている作品が結構あるわけです。気にいったのは順次購入しているけど、中には販売をすでに終了している作品もあって、そういうのを聴くときには重宝している。
そんな訳で、ストリーミングも使い方次第では良いなと思うようになったというわけだ。しかしだからと言ってメジャーなアーチストの未聴作品をストリーミングで聴こうという気にはなれない。「ジョン・ウェットンが死んじゃったから未聴のユーライア・ヒープのアルバムを聴いてみようか」なんて使い方はしないと思うし、聴くなら買う前提で聴くよ。
台湾のインディーズ情報はまだまだ分からないことが多いから、Bandcampをうまく使って情報を得ようかと思うし、他の国のインディーズ・バンドもこれで探せそうな気がする。
え?タイトルの「チョコクロワッサン日記」って何かって?気にしなくていいですよ。
それにしても、この写真はどうにかならないのかね。
コメント
hiroumi様 お久しぶりです。
ストリーミング否定派だったのですね。
今回の例として出されている落日飛車はまだ聴いたことが無いので
次の休みにSpotifyで探してみます。
僕も音源を持っていたい派ですが、
どうやら世界は思った以上に配信重視に傾いているようです。
自分の場合はyoutubeから好きな音楽を探しているのですが、
音源がcdになっている確率は半々くらいで、
それが日本で流通している確率は更に・・・・・・
落日飛車を例とされているように、「音源だけで出会えない音楽」
という状態は結構多いようです。
若者たちからすればそれが当たり前だし、
それでバッチリ没入出来ているのでしょう。
僕はSpotifyを使っていますが、
やはり音が悪いので(有料プランでflacレベルまでいけばなぁ)
cdで手に入らなくてもなるべく高音質な配信音源を探すことにしています。
それでもお気に入りのミュージシャンがいつの間にかリリースしていた音源の情報を手に入れることもあり、ありがたいです。
変わりゆく環境をうまく使えるところは使いつつ、
音楽を楽しみたいですね。
ジェシー芝池さん、お名前変わったんですね。
CDが今も出回っている日本は珍しいらしいですね、どこかで読みました。
だけど若い人はCDなんて買わないらしいし、
今後配信オンリーのアルバムも増えてくるんでしょうね、それは嫌だけど。
落日飛車はタワレコとかでCDで入手は可能なんですが、
Bandcampというサイトで価格が安く、FLACで入手できるというので入手しました。
それでも満足度が高いので、もしかするとCDじゃないとダメということは無くなりそうですw