メタリカの”Hardwired…To Self-Destruct”をやっと聴いた

Metallica / Hardwired...To Self-Destructed
Metallica / Hardwired…To Self-Destructed

メタリカの新譜を手に入れました。前作”Death Magnetic”から8年も経つんですね。今回はアルバムが12曲だけど2枚組で、さらにボーナスディスクのついた3枚組のものを俺は購入した。簡単だけど、ざっと聴いた感想でも。

Metallica / Hardwired…To Self-Destruct
Disc1
01. Hardwired
02. Atlas, Rise!
03. Now That We’re Dead
04. Moth Into Flame
05. Dream No More
06. Halo On Fire

Disc2
01. Confusion
02. ManUNkind
03. Here Comes Revenge
04. Am I Savage?
05. Murder One
06. Spit Out The Bone

Amazonのカスタマーレビューを見るとまたもや賛否両論って感じだけど、俺は1回通して聴いた限りではそんなに悪くはないと思っている。ディスク1の冒頭やディスク2のラストは速い曲で、恐らくみんなが望むようなメタリカの曲なんだろうけど、後はミドルチューンが続き、いつものように曲も長い。ただ、2枚のディスク共に40分前後なので、一気に聴こうとせず1枚ずつ聴けば冗長な感じはしない。ちょっとばかりかつての”Load”とか”Re-Load”みたいなアルバムかなと思ったけど、そこまででもないし、”Black Album”みたいな感じでもない。そう考えると、これまでのどのアルバムとも違うように思える。やっぱり悪くない。ただ、過去に聴いたようなフレーズは随所にあって、”Leper Messiah”みたいな曲もあったぞ。

Disc3
01. Lords of Summer
02. Ronnie Rising Medley
03. When a Blind Man Cries
04. Remember Tomorrow
05. Helpless
06. Hit the Lights
07. The Four Horsemen
08. Ride the Lightning
09. Fade to Black
10. Jump in the Fire
11. For Whom the Bell Tolls
12. Creeping Death
13. Metal Militia
14. Hardwired

ディスク3はボーナス・ディスクなのに14曲トータル70分ぐらいの大サービス。1曲目は2014年に南米ツアーをする際に発表した曲の2016年バージョンとか。2曲目はロニー・ジェイムス・ディオのトリビュート・アルバムに提供した曲で、レインボーの曲をメドレーでやっている。3曲目はディープ・パープル、そして4曲目がアイアン・メイデンの曲でこのどちらもトリビュート・アルバムの提供曲らしい。5曲目以降はライヴ音源で、13曲目までが同一箇所でのライヴのようで、最初の2枚のアルバムの曲ばかりですね。そしてラストはディスク1の冒頭のライヴバージョン。

そういえばこのアルバムは全体的にとても聴きやすいミックスになっていると思う。前作”Death Magnetic”は音圧至上主義の極みよろしく音が割れているところがあったからね。その”Death Magnetic”は後にiTunes用にミックスしなおされて音割れが解消されているらしいけど、まだ聴いたことはありません、余談ですが。

そんなわけで、1回聴いて思ったのはこのぐらいですが、メタリカの皆さんにはこのアルバムの曲をたくさんライヴでやってもらいたものです。Amazonのカスタマーレビューの中には、ライヴになると初期の曲ばかりになるという指摘があって、もういっそのこと2000年以降の楽曲中心でライヴをやって、アンコールで”Seek And Destroy”とか”Creeping Death”だけにするとか、そんな風にしちゃえばいいのにと思ったりします。それはそれで賛否両論となりそうだけど。

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